人生の結論(小池一夫 朝日新書)
よく行く書店の平積みに本書があって、新刊かと思ったら5年くらい前の本だった。だから、けっこう継続的に売れているのだと思う。
平積みのカバーに「許そう。あなたも許されているのだから」とあって、この言葉に惹かれて読んでみたのだが、どうも著者自身が許していない感じ。本書は自身がツイッターに投稿したものを元にしているようだが、その投稿へのコメントに腹を立ててコメントした人を強く非難している。まあ、実際人格を否定するような言葉なのだろうが。
許す、ということはとても難しいこと、とかえって再認識させられた。