長い一日(滝口悠生 講談社)
著者らしき主人公と妻が8年住んだ借家は、老夫婦がかつて二世帯住宅として建てたもので、二三階を借りていた。大家の夫は長年鉄くず回収を仕事にしていたが最近引退した。
著者と妻は日当たりがよく大家との関係もいいその借家を気に入っていたが、引っ越すことにする・・・という話。
私小説みたいで、登場人物の多くが実在するみたい。ストーリー展開はなくて家探しエッセイみたいな感じなんだけど、なんてことない平凡な暮らしぶりや生活に対する考え方などになぜか共感できてしまう。
でも、年取った今読むから面白くかんじられるような気もする。若い頃に読んでいたらすぐに放り出していたかも。
実在するスーパー・ストアチェーンのオオゼキが絶賛されている。多分、著者は本当にオオゼキのファンなのだろうが、あまりに(品揃えや店員の接遇が)褒められているので、行ってみたくなった。
著者らしき主人公と妻が8年住んだ借家は、老夫婦がかつて二世帯住宅として建てたもので、二三階を借りていた。大家の夫は長年鉄くず回収を仕事にしていたが最近引退した。
著者と妻は日当たりがよく大家との関係もいいその借家を気に入っていたが、引っ越すことにする・・・という話。
私小説みたいで、登場人物の多くが実在するみたい。ストーリー展開はなくて家探しエッセイみたいな感じなんだけど、なんてことない平凡な暮らしぶりや生活に対する考え方などになぜか共感できてしまう。
でも、年取った今読むから面白くかんじられるような気もする。若い頃に読んでいたらすぐに放り出していたかも。
実在するスーパー・ストアチェーンのオオゼキが絶賛されている。多分、著者は本当にオオゼキのファンなのだろうが、あまりに(品揃えや店員の接遇が)褒められているので、行ってみたくなった。