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7/23に登った白砂山の山行レポです。
白砂山(2,139m)は、群馬・長野・新潟の県境にあり、二百名山の1つです。
麓にある野反湖の湖畔にノゾリキスゲが群生しているという情報をゲット。
また白砂山の山頂にも咲いているということで行ってきました。
ちなみにノゾリキスゲはニッコウキスゲと同じ花を指しており、この地域ではノゾリキスゲと呼んでいるそう。
ルートは野反湖の湖畔にある白砂山登山口を発着とし、白砂山までをピストンするルート。
山頂から5分ほど行ったところにある三県境があり、そこにもノゾリキスゲが群生しているということだったので余裕があれば足を延ばしてみる予定。
標準コースタイムは7時間~8時間半くらい。サイトによりバラツキがありました。
4時前に登山口のある駐車場に到着。
ちょうどノゾリキスゲが咲き乱れている頃だったので、写真愛好家の人たちが早朝からスタンバイするために
満車になっているんじゃないか心配していましたが、駐車場はガラガラでちょっと拍子抜け。
ゴソゴソ準備していると夜が明けてきて、4:48登山スタート。
登り始めの気温は17度。歩き出すとちょうどいい感じ。
15分ほどでハンノ木沢に到着。増水時は橋の手前側も川になることがあり渡渉が大変という記事を見かけていたけど、この日は大丈夫でした。
ノゾリキスゲが目的でしたが、他の花もいっぱい咲いており、
写真を撮りまくってなかなか進まないのが困るほどでした。
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
1時間ほど歩いたので休憩です。
近所のスーパーで見かけたかりんとう饅頭。甘くて美味しゅうございました。体を動かす際の補給にちょうどいい感じ。
エンレイソウ(延齢草)の実
アリドオシラン(蟻通蘭)。白い小さい花です。
この区間は結構急な登りでヒーハー。
ギンリョウソウ(銀竜草)
タケシマラン(竹縞蘭)の実
コケが元気いっぱいでキレイでした。
スタートから2時間ほどで小広場に到着。
10分ほど下ったところに水場がありらしいけど、まだ水は十分あるためスルー。
野反湖が見えました。2時間でこんなに歩けるですね。
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)?
小広場から急な登りを40分ほど歩いて、堂岩山に到着。
イワカガミ(岩鏡)の実
ゴゼンタチバナ(御前橘)
オオシラビソ。その奥に猟師ノ沢ノ頭。さらに右奥の雲の中に白砂山。遠いね。
堂岩山を越えたあたりから稜線歩きになり、景色が開けました。
オオカメノキ(大亀の木)
ノリウツギ(糊空木)かな
稜線歩きは気持ちいいけど、先が見えるのが辛いっちゃツライ。右奥が白砂山です。
堂岩山からの下りでは、身長を超えるほどの高さのある木々の中を進んでいきます。
堂岩山からの下りを振り返ってみた図。
野反湖登山案内センターで紹介されていたクロサンショウウオの赤ちゃんにも出会えました。
アカミノイヌツゲ(赤実の犬黄楊)
イタドリ(虎杖)?
ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)
シラネニンジン(白根人参)?
ミヤマコゴメグサ(深山小米草)?
8:14、ようやく漁師の頭に到着。
スタートから3時間半ほど登って来たけど、それでも白砂山まではまだまだ距離があります。。。
お気に入りお豆パンで一休み。
ミネカエデ(峰楓)の翼果?
コメツツジ(米躑躅)
ベニバナサラサドウダン(紅花更紗灯台)
なかなか近づかない白砂山。コースタイムが長いためこれまで敬遠していたんだけど、ノゾリキスゲが咲いている!
っていうので気合を入れてきたんだけど、やっぱり遠かった。
ハクサンフウロ(白山風露)
キオン(黄苑)
クルマユリ(車百合)
タテヤマウツボグサ(立山靫草)
ようやくノゾリキスゲが咲いているのを発見!
クルマユリ、ノゾリキスゲ、カラマツソウ、トリアシショウマ
モミジカラマツ(紅葉唐松)?
トリアシショウマ(鳥足升麻)
振り返ってみた図。正面が猟師の頭で、左奥が堂岩山です。
白砂山の山頂に近づくにつれノゾリキスゲが増えてきました。黄色の点々がノゾリキスゲなんですが分かるかな。
ちょいとズームアップ。
登山道脇にもノゾリキスゲが出てきて、間近で観察できるようになり、写真をバシャバシャ。
シナノオトギリ(信濃弟切)
ここを登り切ったところが山頂かと思いきや、、、
もうひと山ありました。隠れていたなんて恥ずかしがりか?!
そんなこんなでスタートから5時間弱でようやく白砂山の山頂に到着。ふぅ、長かったぜ。
花がたくさん咲いていて写真を撮りまくったというのもあるけど、こんなに時間がかかるとは。。。
恒例の三角点タッチ。
長くなってきたので、つづく。
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