ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

一流を生み出す繊細さ

2009-10-02 07:32:48 | 職場の教養
職場の教養からの抜粋です。

鳴戸親方(元横綱・隆の里)は、相撲の分析力は角界随一と言われます。その
親方が「一流の域」について語っています。
「どの世界でも一流の域に達した人は、総じて神経が細やかである。例えば、
私の師匠の先代二子山親方(元横綱・初代若乃花)は、豪快な荒技で知られた
半面、けいこで土俵に上がると、まず足の指で砂をかき分け、凸凹がないか確
かめるような周到さがあった」というのです。
「栃・若時代」を築き上げ、一世を風靡した二子山親方は、わずかな「気づき」
を勝ちに結びつくように積み重ねてきたのです。
では、「繊細さ」は、どうすれば身につけることができるのでしょうか。それは
柔軟な思考とふだんから小さな気づきを疎かにしないということです。見たもの、
聞いたものに想像力を働かせ、現状をさらによくするものを見つけることです。
横着者や不精者、そして、「まあ、いいか」と妥協する人に、一流の人はいない
と知りましょう。

 
 今より良くしよう。もっと良くしよう。
そういう思いがあると、「まあ、いいか」で終わることはありませんよね。

 「まあ、いいか」という言葉で、妥協していると今以上のものは生み出せません。
現状で満足せず、よりよくありたいと本気で思うと、それが行動にでるんですよね。
本気で取り組むと、些細なことにも気づく繊細な部分を生むのだと思います。

 どこまでも追求する。それが一流。

 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。