ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

そのミスは誰のため

2009-10-11 05:40:25 | 職場の教養
 職場の教養からの抜粋です。


 アパレルメーカーで営業を担当するSさんは、毎日大量の婦人服をワゴン車
 に積み、得意先を訪問しては、商品の補充や売掛金の回収を行っています。
 ある日、いつものように車両の出発前点検をすると、燃料が残りわずかに
 なっていました。同社では、前日に車を使用した人が給油をするルールと
 なっています。Sさんが責める気持ちで車載日報を見ると、運転記録も未記入
 のままでした。<ルールも守れない写真は誰だ!>と腹を立てながらハンドル
 を握ったSさん。すると、訪問先でも憤った態度が出てしまい、その日の交渉
 はことごとく上手くいきません。渋滞にも遭ってしまい、予定は大幅に狂って
 しまいました。
 Sさんは、イライラする気持ちを募らせながら帰社を急ぎ、慌てて自社の駐車場
 へ車を停めようとして、物損事故を起こしてしまったのです。
 事情を知った上司から、「他人のミスは<同じ失敗を繰り返さないで>という
 自分への警告だよ」とSさんは指摘されました。他人のミスに気づいたときには
 、責めるよりも、冷静に学び感謝する姿勢が必要なのです。
 
 
 ありますよね。誰かの失敗を責めることで自分がイライラし、結果自分がミスを
 してしまうということ。人である以上失敗はつきものですが、誰かが失敗を
 したり、自分が失敗をしたとき責めることだけにとらわれたくはないものです
  
 失敗しないようにするのはもちろんなのですが、人である以上失敗はつきもの。
 むしろ、失敗があるからこそ、成長があるもの。そこから冷静に、次はどうする
 べきなのか、どうしたら同じことを繰り返さないのか、どうしたら上手くいくのか
 を考えたいものです。
 
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。

コメント
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