≪ストーリー≫
すみれちゃんと呼ばれるおばあちゃん
そのおばあちゃんが名付けたひばりちゃん
ひばりちゃんが小学生の頃、
お庭の木に鳥の卵があって、
すみれちゃんは、頭のお団子のなかで抱卵するんです
それをひばりちゃんが手伝っていたんです
3個のうち1個が孵って、ふたりで甲斐甲斐しく育てて、
ところが半年くらいたったころ、戸を開けたすきに逃げちゃうんです
そして、次は
臨月で死産だった女性
ふと出合った小鳥
次は、
「とりの家」で保護された子
そして、
余命を告げられたひとり暮らし女性の肩に乗ったインコは
そのまま家に一緒に帰って、
本の絵表紙を書くことになった彼女の元に来た編集者の女性
その女性の悲しいお話
そしてそして、
最後に20年もの時を経て、ひばりちゃんとリボンが再会します
・.・*・.・*・.・*・.・*
「食堂カタツムリ」は映画で見ましたが、
本は初めて、
最近オカメインコを飼い始めた友だちが、この本を貸してくれました
すみれちゃんのイメージは、
「西の魔女が死んだ」のおばあちゃん風
モダンで不思議なひと
物語の最後は「ベルリンの壁」が出てきて、ちょっとそっち?みたいな
けっこう感動しました
特に命が残り少なくなった女性の話では涙が・・・
どの章の話も良かったしあったかくなりました
私ならチョイスしなかった本です、
ありがとう
でも、オカメインコってとっても賢いんですね
あんなにちっちゃな頭なのにね