CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「やさしい嘘」

2013-07-20 12:06:32 | 映画・洋画
DEPUIS QU'OTAR EST PARTI.../SINCE OTAR LEFT  2003年 フランス/ベルギー  CS



≪ストーリー≫
グルジアの首都トビリシに住む、エカおばあちゃんと娘マリーナ(夫はアフガンで死亡)、そして孫娘のアダ

おばあちゃんの楽しみは、
パリへ行ったひとり息子オタールからの手紙と電話
手紙はアダに読んでもらっている

マリーナは、弟にばかり関心をもつ母親に拗ねた思いを持っているが、
母を愛する気持ちは変わらない


ところがある日、
パリからオタールが事故で亡くなったと知らせが入り、
マリーナは、おばあちゃんに告げることをためらってしまう

アダにも協力を請い、ふたりで嘘の手紙を書き続ける・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*

このおばあちゃんかつてはスゴイ役者さんだったんでしょうねぇ
と、思いきや、
85歳で映画デビュー、このとき90歳目前(@_@)

パリの町をひとりうろうろするとか、階段を上ったり下りたり、とか、
老婆が出来る?
スーパーおばあちゃんだよ


お話は、何ヶ月も電話もかけてこなくなったオタールのことを案じて、
おばあちゃんは家の大事な本を売っぱらって3人の旅費を作るンです

で、真実を知るわけですが、
ウソをつき続けている娘と孫に、
自分もまた嘘を言うんですよね

最後、パリをたつとき、アダが憧れのパリに残るわけですが、
それも、おばあちゃん理解してて、

そ~んな、
おばあちゃんどこまで気丈やねん、


アダがマリーナに、
母親が弟に嫉妬していること、
自分がすべて正しいと思っていることなどをぶつけます

短いシーンでしたがそこ大事やなって


悪くはないですよ、良いんですよ、ちょっとテンポ悪いけど・・・

グルジアのお国柄も、そうなんや、なんて思えるし、

おばあちゃんを描いた「木漏れ日の家で」と通じる感じがしました









コメント
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