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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「君が生きた証」

2016-04-21 10:33:11 | 映画・洋画
RUDDERLESS  2014年  DVD
RUDDERLESS:かじのない、かじのきかない、



≪ストーリー≫
大学に通っている息子、ある日銃の乱射事件で命を落とし、
父親のサムはその後、豊かな暮らしを捨て隠遁、ヨット生活で酒で紛らわしながらの日暮らし、
ある日別れた妻から息子の遺品整理をしたものを持ってこられて、
その中にデモCDが・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*



※ネタバレあります、
知らずに見た方が良いか、知ってても良かったと思えるか???
わたしは、えっ?そんな話やったん?どっか、見過ごしてた? と思いました。






予告編を見て、そこら辺にある再生ストーリーと思い、見ていました、
元々離婚して息子のことはほとんど知らなくて、
優秀な(多分)コピーライターのサムは優雅な暮らしをしていたわけなんですね、
しかし、息子を失った喪失感でやりきれない状態でも、マスコミ攻撃は続くわけです、

そして2年後、
どこかの街で隠遁生活してたけど、息子のCDを聞くうちに、
ある日、バーで歌うんですね、
それを聞いてたクエンティンって青年が絶賛するわけですよ、
彼はかつてバンドをやってて、オヤジにぜひ一緒にステージに立とうって言うんですけど、
そこは、なかなか許さない

でも、やっぱりこの憎めないクエンティンの情にほだされて一緒にパフォーマンスをやり始めると、
これが好評なんですよね、

で、バーで評判になってクエンティン達ほかのメンバーがコンテストに出ようと迫る、
すると、今まで誰にも打ち明けなかった大きなことが発覚してしまうんですね、

実は銃乱射の張本人だったわけですよ、
で、サムはそんな息子だけど、生きてたこと自分の大切な息子のことを歌おうとするんですけど、
クエンティンが「歌うのは悪いことだ」って拒否する、
でも「君が生きた証」なんですね、
バーのお客は涙を流しながらそれを聞いてる・・
良い曲なんですよ、サントラほしいと思うほど、
原題の「RUDDERLESS」はとっても良い、
でも、この「君が生きた証」もよくわかる

どんなに罪びとでも自分の家族だったら絶対守るよね、
よそから見たら許せなくても、そうしたのは家族の罪でもあるんだよね、
だから一緒に背負っていく、でもいつもあなたを守るよって


このお父ちゃんの再生にはならないかもしれないけど、一生罪を背負って生きていかなあかんやろうけど・・・、
なんともつらい映画でした、
でもとっても良かった、ぜひおススメです

サム:ビリー・クラダップ、ちょこちょこ顔は見ます
妻:フェシリティ・ハフマン=「デスパレートな妻たち(TVドラマ)」「トランス・アメリカ」とか・・
バーのマスター:ウィリアム・H・メイシー ~けっこう好きです、ちなみにフェシリティ・ハフマンとは夫婦、知らんかった~
楽器店主:ローレンス・フィッシュバーン ~出過ぎずいい感じ、いっつも濃ゆいけどね~
息子のガールフレンド:セレーナ・ゴメス
キャスティングも良かった

コメント
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