CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

帚木蓬生著・「閉鎖病棟」

2010-08-26 11:10:43 | 読書
 1994年発行

「閉鎖病棟」って精神病棟のことでした

はじめに中学生の女の子の中絶のはなし

つぎに、片腕を戦争で失くした父親が復員してきた息子秀丸さんのはなし
そして、発声できない昭八ちゃんのはなし

時は移って病院内
病気も癒えていつでも退院できる状態のチュウさん

誰からも信頼を得ているチュウさんの眼から見た、
彼らを含む人たちの生を描写
・・たくさんの人が出てきて、頭コンガラがり(?_?)・・


犯罪を犯して入院している患者たちのバックにも
切ない人生が描かれていて

途中で、中学生の女の子がつながる

  

読むほどに展開が気になってきます
ひとのあたたかさが盛り込まれているこの本は

サスペンスではないけれど
ちょっとハラハラするし

涙なしに読めない

こころがうるおう感じでした(#^.^#)

山本周五郎賞を受賞した作品
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