俳句サークル（’１７．０９）

昨日９月１５日（金）１３時３０分、９月の俳句会に参加した。
私の宿題５句は、以下の通り。


（原句）　チャンプルの苦味少なき白茘枝

（コメント）　「チャンプルの苦味少なき」は苦瓜のことであり、季語「白茘枝（れいし）」で苦瓜のダメを押している。
別の季語がよい。

（添削例）　ペンディング


　　　　　
（原句）　満天の星屑光る星月夜

（コメント）　「星屑光る」と「星月夜」は星が重なっている。「星月夜の空」は綺麗な濃紺である。

（添削例）　濃紺の満天煌く星月夜



（原句）　頂上に足跡残し夏終る

（コメント）　「足跡残し」よりも「足音置けり」の方がよい。

（添削例）　頂上に足音置けり夏終る



（原句）　葡萄が好き皮ごと食べる葡萄が好き　

（コメント）　「葡萄が好き」は６音、「葡萄好き」の５音の方がよい。「葡萄好き」のリフレインが効果的。　

（添削例）　葡萄好き皮ごと食べる葡萄好き



（原句）　爽やかや若き日のありピカソの絵

（コメント）　三段切れになっている。上五「爽やかや」を「爽やかな」にするとよい。

（添削例）　爽やかな若き日のありピカソの絵
　　

今月もいろいろ指摘を受けた。
以前にも指摘されたことの繰り返しのような気がする。
ここにきて、年老いてから始めた俳句の難しさともどかしさを痛感している。


以上