ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’17.10)

2017年10月21日 10時04分20秒 | 俳句
昨日10月20日(金)13時30分、10月の俳句会に参加した。
私の宿題5句は、以下の通り。


(原句) 先ず妣におはぎ供えて秋彼岸

(コメント) 「先ず・・・」とことさら時間を言うと次は何となる。たとえば、「妣の好きな」とした方が良い。

(添削例) 妣の好きなおはぎ供えて秋彼岸


     
(原句) 「てんたかく」その新米の炊き上がる

(コメント) 「てんたかく」その新米・・・は「てんたかく」といふ新米

(添削例) 「てんたかく」といふ新米の炊き上がる



(原句) ゲレンデはいまコスモスの揺れる色

(コメント) 「いまコスモスの揺れる色」では、ボケてしまう。ここは「いま埋め尽くす秋桜」とはっきりさせると良い。

(添削例) ゲレンデをいま埋め尽くす秋桜



(原句) 今年のは少し小振りや初さんま 

(コメント) 「初」があるから「今年」が不要。「小振り」があるから「少し」が不要。頭の8音で別の表現が追加できる。 

(添削例) ペンディング



(原句) 球形のコキア紅葉や丘一面

(コメント) 下五「丘一面」は地名にすると良い。この場所は国営ひたち海浜公園の丘だったので「ひたちの丘」とする。

(添削例) 球形のコキア紅葉やひたちの丘
  

今月もいろいろ指摘を受けた。
俳句作りの基本的なことから、感性の問題まで、
指摘されたことがなかなか実にならないもどかしさにめいりそうになることがある。


以上
コメント (2)
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