ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’17.11)

2017年11月18日 10時05分21秒 | 俳句
昨日11月17日(金)13時30分、11月の俳句会に参加した。
私の宿題5句は、以下の通り。


(原句) 晩酌や昆布と煮たる新大豆

(コメント) 情景が見える。このままでよい。
この句は、前回の句会の時、俳句メンバーの一人から頂いた新大豆へのお礼を込めた句である。


     
(原句) 助手席で手に汗握る紅葉坂

(コメント) 中七「手に汗握る」の“汗”は夏の季語っぽい。上五・中七を「助手席や手に冷汗の」とするとよい。
普段運転している者が助手席へ乗った時の気持ちを伝えたかった。

(添削例) 助手席や手に冷汗の紅葉坂



(原句) 天然の茸たっぷり峠店

(コメント) 下五「峠店」は「峠茶屋」の方がよい。
信州の蕎麦屋さんで食べた天然茸10種入りのつるつるした蕎麦の味が忘れられない。

(添削例) 天然の茸たっぷり峠茶屋



(原句) 古希の美声に元気貰いし秋の宵 

(コメント) この句は前書き“森山良子コンサート”が必要。
上五「古希の美声に」は、「古希のライブに」とどっちにしようか迷ったのだが、後者の方が解り易いとのこと。 

(添削例) 古希のライブに元気貰いし秋の宵



(原句) 紅葉を映して池の鯉静か

(コメント) このままでよい。

  

今月もいろいろ悩まされたが、比較的少ない指摘で済んだようだ。
私の俳句作りの悩みは、自分が持っているボキャブラリーの貧困さと詩的な感性の欠乏であろうと思う。
しかし、これは俳句作りに致命的であり今更どうしようもないと諦めるしかないか、
ボケ防止のためもあり悩みは続きそうである。


以上
コメント (2)
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