いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

いちよう第1号

2007年03月18日 | 会報お役立ち
      

「昔話を始めることは気持ちが老いた証拠です。未来を見据えましょう…」と文科系の師は言われた。それはご自身への戒めとも取れたが、心に留め置く言葉である。
 
 歴史的?にも特記すべきかと「いちよう」第1号を取り出してみた。(いよいよ私の心も若くはないね。)
 記念すべき会報第1号は、平成13年5月発行、4ページ仕立て、B5版。ワープロで文字を打ち写真はコピー機を通したものが貼り付けられている。
 会員の中にもこれを初めて見る途中入会の方もおられるので、○藤○宏会長の巻頭の言葉をここに転記しておこう。

      

   『二千和会』発足にあたって    会長 ○藤○宏
 平成12年度文学歴史散歩の会から同好会『二千和会』への立ち上げで、発展的に輪を広げようと意気あがる35名のメンバーは、いずれも文学愛好の方々であり、また人一倍旺盛な好奇心は尽きることない食欲とならぶ凄さを持たれています。
 当会の今後の運営もそれだけに最大の効果とご満足をいただくよう鋭意努めて参りたく考えます。われらが二千和会のめざす、明治・大正・昭和にいたる近代日本文学の残影は、次第にその存在を薄れさせております。わずかな時代の痕跡に文豪作家たちが往時の生きざまを辿り、あるいは作中の主人公の言葉にそっと耳を傾け、今日と変わることない男と女の喜びや哀しみの葛藤を推理していくところに『文学□年探偵団』たる面目躍如というべきでありましょうか。
 しかも『文学□年探偵団』には、かの名探偵〔明智小五郎〕に比肩されるべき〔○田○雄先生、ここにありき〕です。先生の文学への深い造詣、探究心と推理・分析力には尽きない楽しさがあるといえます。
 最後になりましたが、当会を下支えされる運営委員のメンバーについて言及させていただきますと、まず二人のサブリーダー役にS.O(会報担当を兼務),K.Sさん。委員(アシスタント)にS.O,T.O,Y.O,C.S(会計担当を兼務),T.H,E.Fさんの総勢8名に加えて相談役(オブザーバー)M.Mさんとまさにやる気と強気十分の布陣といえます。
 会員皆様のご支援をいただきながらさらに実りある同好会となればと願っています。