いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

行って見ました!

2007年09月04日 | SO-Color

 パソコンで検索して、先ず地図上の位置を確かめてから、行って見ました!


 かの黒川紀章センセイの設計によります国立新美術館へ。
 大学の頃に名古屋に行きましたから、名古屋の“田舎”しかよくは知らない。その私がこの東京の真新しい美術館に行かれたのもパソコンからの検索のお陰。有難いことだ。
 黒川氏による名古屋市美術館はデザインに凝ってはいるが絵を鑑賞するには部屋が細かく仕切りすぎて、距離を取って大作を眺めたい時に満足感が得られない。それで私は彼の美術館の設計はあまり好きではない。
 そんな批判が聞こえた?のか、この度の美術館はなかなかのもの。確かに奇を衒った精神はそのままだけれど、土地そのものが広大だったからか建物の中もゆったりしてそれほどは狭ぜましく感じなかったのは良かったと感じました。


 入り口を入るとまず真上を見上げます。機能性よりデザインです!ネ。
 3階から上図の部分を眺めました。
 
 今日は日展100年展の最終日。娘からプレゼントの招待券で日展の歴史的作品を鑑賞に参りました。建物を見るのは二次的な目的でした!
 しかし展示された作品は撮影できないので、結局は建物を写すしかないのです…。


 建築に取り入れた曲線美はさすが! 直線美との遊びをしながらマッチさせることを楽しんでいるのね。

3階。向こう左側は食堂。逆に置いた円錐形の上に食堂…面白い空間を織り成す。右側奥は図書資料室と空に近い3階に設えた竹を植えた庭空間。




 満足げなSOでした。
 角度を変え、いろいろ撮ってみたが、やはり実際にみることに勝るものはありません。この周辺にはミッドスクエアも…(SO訂正します。東京は「ミッドタウン」ですね。YGさんありがとう!しかし時間切れで寄らずに帰りました。名古屋のミッドランドスクエアは、日本のミッドランド(真ん中)名古屋から、歴史と次代をつなぐランドマーク…と謳うだけあって、かなりの見応えの中にも機能的なそれでいて遊びがあり…!などと、千葉産の私が愛知育ちの原風景を贔屓目に見ていることを覗かせている…と、冷静に自己観察している私も居ます。