いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

青葉の森公園

2008年02月22日 | 会報お役立ち

 ちょっと良いカメラスポットでしょ? これは自分でもまあまあ満足という感じです。水温むより先に雨水というのですって?天から降るものが、雪ではなくて雨になるから…なんでしょうか。(青葉の森公園の入り口付近

  

 西洋庭園から青葉の森ホールを望みました。「水温む…」けれど、右手の噴水までは楽しむ気にならないのか、池はすっかり枯れていました。けれど、この時期は少し空気も優しくて体をほっかり包むように感じられ、散歩日和でした。ふと上を見上げると、プラタナスの実が、綿毛に包まれて空に旅立とうとしていました。

 もっと高い位置に目をやると白い昼の月が浮かんでいました。美術館のときに見たよりも丸くなっています。それも道理です。昨晩は暗くなってから車で移動したので、夕方の空に真ん丸いお月様が黄色く輝いて光っていました。夜は昼間に比べると、「私の時間です!」というように自己主張をしていました。

 千葉県の県花「菜の花」が今花を咲かせています。

 でもこれは「はな菜」です。
本当の菜の花は菜種油が取れるあの菜の、花なんですよね! 

 はな菜は、お浸し(オヒタシ)にして、辛子の入った酢味噌和えにすると美味しいですね。私は「春を頂いた」というイメージで、大好きなもののひとつです。


観劇の楽しみ

2008年02月22日 | SO-Color

ちば演劇を見る会 101回例会 「薔薇の花束の秘密」TPT公演


このごろは演劇も見に行けなくなってきている。100回の記念公演があって、          
仲間を増やすキャンペーンということで、友達に誘われた。

以前、二千和会の仲間YGさんに、誘われたような、ご案内を頂いたような…?
いいえ、なんとなく誘われてはいないような気もしていた。
我武者羅タイプの私が、そのときは既にお仲間として纏まっておられるところに
入ることは、気後れめいた気がしないでもなかった。
今回は、会員を増やすというキャンペーンでもあり、運の良いことにそのグループは
昔の顔なじみの方々が仲間を作られていたので入会することに決心した。

「薔薇の花束の秘密」は2時間半をたっぷり越えるようなお芝居で、出演者は
安奈淳と毬谷友子のふたりだけで演じるものだった。
お芝居を効果的に運ぶため…と、照明は場面が変わる度に、真っ暗になる。
小さい灯りすらまったくない暗闇の幕間。
そして、過去など時間や場所・場面を変える場合は、バッと突然に光や音や、とてつもない
悲鳴だったり、見る側もかなり緊張して拝見した。
もっとも、新入会員は今回だけ優遇されて、私とKYさんは
4列14、15席を頂いていたからVIPな待遇で、
演者のキラッと光る涙も、皺さえも見えた。
舞台装置、美術担当が朝倉摂。センスが抜群だと思った。
最初は真っ白な何もかも。壁、ベッド、患者、付き添い婦の
衣装から脱色の髪の毛まで白くある!
そんなところへ、場が変わるごとに小物の色合いが加わる。
素晴らしく感じの良い赤色が見事で、薔薇、肩掛け、ガウン、バッグ…など。
あのような赤色の肩掛けが欲しい…なんて思った。
照明の効果もあるのだろうがとても品の良い、そして元気な赤。
その赤色配分量もまた周りの白にマッチして効果的な、すこぶる感じの良いものであった。
役柄が変わった象徴に、衣装も変えて黒のつば広帽子や紺色のロングコートなどの衣装も良いなと思った。
しかし、このお芝居は見る側もかなり疲れる……。
演じるお二人は、勿論もっともっと疲れるだろうに…長い台詞にも感心する。
そして、落語で一人何役も演じ分けるように、彼女たちはそれぞれ三役くらいは演じ分けたりする。
ただ、それを客席が理解するのも軽くはない。
私は“疲れる”なんて贅沢な、勿体無いような感想を
述べてしまっていることは恥ずかしい!のではあるのだが…。


安奈淳も毬谷友子も宝塚出身だということを彷彿とさせるように、
目を耳を楽しませてもくれた。
最後に壁がパラリと外れ、後ろから現われるものは…!!!
なかなか効果的で洒落ている。良かったぁ、満足でしたぁ。
  
YGさんも私とは日程がずれているけれど、ご覧になられるはず!
ここにきっと感想をアップされることと思う。彼女はどんな感想をもたれるか楽しみである。