いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

久しぶりに暖かで…

2008年02月15日 | SO-Color


ここはどこでしょうか?
逆光で仕方なく足元を撮りました。この「特徴のある石畳」
…なら、「ここよ」と思っているのは私だけ!?
どこですかと言っても、当てるのは無理かしら。

ここは県立美術館、建物を背にして立っています。
前方やこの周辺はお役所関係の建物が多くあります。
実は社保庁へ手続きに来ました。一通り終わって、母の食事介護も出来ない時間になってしまったので、
この際、芸術にも触れて帰ろうと思ったのでした。

美術館の食堂でお昼を済ませて、中庭に目をやりました。
明るい日差しの中に座っている婦人像。「暖流」と題した作品です。

 快晴の空に目をやると、うっすらと昼の月が浮かんでいました。まるで今日の私みたいに、存在感が無いですね。

 昼の月は、誰にも気づかれずに浮かんでいます。何かの「真の姿」を静かに見据えているようにも思えます。


 今日は美術館を背にしての私の位置から、館の前景をキャッチしました。千葉県にゆかりの浅井忠画伯が絵筆をもっているところです。
 しかし油絵を描くときはこんなに正装している訳もないし…不自然な情景に映って、見えてしまうのは私らしいかな?
  
 明るい日差しは、やはりほっとします。春は確実に一歩一歩近づいて来ています。

 今回はパソコンをとても便利に使いました。社保庁所在地周辺の地図はいつものごとくでしたが、年金手続きの書類取り寄せから、謄本申請する時にも必要な書類をダウンロードして手に入れました。それに書き込み、印鑑を押して、返信用封筒を同封すればわざわざ出向かなくても書類が整いました。一手間二手間が省けてスムーズに事が運びました。とても有難いと思いました。

 なお、もし年金手続きが遅くなっても、5年は遡って支給されるとのことです。蛇足ですが、きっかり5年間です。(現在70歳なら65歳からの額を受け取れます。しかし誕生日を1日でも過ぎると66歳からの額しか受けられないとの事です。)
 友達の名言を記しましょう。
「戴ける(受給)ものは、自分で申し出ないと下りて来ないのよ。取られる(徴収)ものは、黙っていても給料から取られてしまうのですけれど…ネ!」
 


南国気分をどうぞ!

2008年02月13日 | SO-Color


 友達から写真添付のメールが届きました。
 最近の寒いさむい日本から脱出して、グアムに旅をしたと言うのです。
 気温27℃のグアムでぼあ~んとのんびりしていらっしゃったとか。ちょっと羨ましい話です。そして嬉しいことに写真でご案内していただき、ほっと温かくなりました。
 この地球って…そうなんだ! 常夏の国もあれば、夜も薄明るい国もあれば、常時雪や氷で包まれている場所もあれば、ちゃんと四季を楽しむことができる日本などもあれば……ネ。その暖かそうな空気を皆さんにもお分けしましょう! いつか一緒に旅をしたいものですね。

 ホテルの庭にブーゲンビリア(Bougainvillea が咲いている。暖かくないと咲かない花。花に見まごうのは葉の部分です。
 
 ブーゲンビリアの色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(苞ホウ)である。如何にも南国の風情ですね。でもちょっと日差しは真夏から比べると弱いような感じがするのは、花の色のせいでしょうか?

 これは何の樹?バオバブの樹の根?後で検索して調べてみましょう…。
 わぁ~、ごめんなさい。上記は思いついた樹の名前を言っただけです。実はガジュマルの樹のようです!

 彼女はA.S.さん。ときどき写真を交換して、互いに物を見る目を勉強し合って、良い刺激をもらっています。…でも、この頃は彼女に送れるような写真を撮っていないなあ…!
 またご一緒して同じ所を対象に二人だけの撮影会をしなくちゃ!と思いました。

 
 向こうに海が見えています。       下の小さな人間の姿からここは?
                    ・・・(多分…でも彼女の説明が欲しいところです)

 これは最初に登場のホテルのプールですね!空の様子が暖かそうです!
 早く本当の春にならないかな?と思います。

暦の上では春と日本では言っています…。
立春から3月3日までは、お雛様を出して飾れるのです!春だから。
そして3日を過ぎると、早く仕舞わないとお嫁に行くのが遅れると、
母親は娘とともにお雛様の顔を和紙で包み、樟脳を入れて
丁寧に箱に仕舞い、来年の3月まで「さようなら」です。
 また、お雛様の話に戻ってしまいました。
どうも、どうも…!(何の言葉が省略されているのでしょう?)
正解=何度も雛祭りの話を繰り返しまして、失礼しました。》


雛祭り②

2008年02月10日 | SO-Color

 雛祭り①―よりさらに以前の年の、2005.2.25に愛知県の香嵐渓“中馬のおひなさん in 足助”という新聞記事を見たので、訪ねて見た。この辺りはカタクリの群生地で、3月下旬頃には山の北側斜面一帯が薄紫色に染まってなかなか見応えがある。

 ここ三河地方足助町はもみじの名所、香嵐渓。その足助は塩の道になっていて、ここで船から信州・北陸の山地に運ぶため、馬に乗り換える地点だったという。この足助商店通りで、民家をそれぞれ開放してお雛様飾りを公開していた。愛知県は徳川家康の出身地。特に徳川様の習いが民衆にも濃く反映されていて、嫁入りとかお雛様が、徳川様をある種モデルにしていたのではないかと見受けられる。可愛い娘の嫁入りには(徳川様みたいに?)超豪華にしてあげようと日ごろは節約してその時のために備えるとか…。
 徳川美術館の2~3月の特別展示「桃の節句」を見ると、お姫様方は嫁入りの雛形としてのお雛様持参なさりお道具も然り…で、お輿入れされている。ままごとのお道具にも、子どもの遊び道具にしては勿体ないような細工が施されていたりするのを、見るにつけ「名古屋の嫁入り」が全国的に有名なのは、理想を徳川様に形だけでも近づきたいという民衆の心の表れのような気がしてならない。

  香嵐渓のもみじの樹は川沿いに添ってず~っと続く。
 秋の頃はまた素晴らしい眺めでかなり全国からの人が訪れて賑わう。
 また観光客の足が途絶えがちな春浅いころ、周辺の山道をドライブしたが、キブシやハンノキやその他木々には黄色や白、桃色などの花や若葉を輝かせて、それを見ては良い句が浮かばないかと…う~ん、努力したね!


 
 
 昭和30年ごろまで初節句には、親類、ご近所から「三河の土びな」が贈られたという。鯉のぼりの習慣が無くて男の子も女の子もこの土雛で祝ったそうだ。そして第1子は男の子であっても母親の実家からお雛様が届いたそうである。
 写真左は郷土資料館の入り口    右は民家での土ひな展示(左=加藤清正の虎退治)(右=豊臣秀吉・肩に居るのは信長の孫、三法子丸) 


 御殿飾り お店のショーウィンドウに飾られていた。
(わずかに右下端に見えているプレートには昭和34年と記されている。)
 
  民家での雛飾りを見せていてくれていた。親、娘、孫と1軒で幾組ものお雛様を飾るのである。
この飾り方はお内裏様が御殿の中にいるという飾り方。
上のショーウィンドウ内の御殿飾りと同じ、昭和34年あたりのもの。

    
 あまり見かけない上品な色使いの衣装、派手ではなく落ち着いた感じでしっとりと素敵…と
見惚れていると、ここの家のおばあちゃんが見えて
「お雛様の髪の毛は娘(すなわち孫の母)のなんだわ。長い髪を切ったので
記念にお雛様の髪に作ってもらったんだわ…」と言われた。
「手にとって抱いていきな!」と、その大事なお雛様を私の手のひらに乗せてくださった。
     


雛祭り①

2008年02月09日 | SO-Color

暦の上では春。しかし、毎日寒い日が続きます。
このところ寒気団に囲まれ、今日も雪になる…という天気予報がでていますが。

一昨年(2006.2.25)『かつうらビッグひな祭り』の見物に出かけました。
びっくりするような大勢のお雛様のお飾りでした。

全国勝浦ネットワークの縁により、徳島県勝浦町よりおよそ7,000体のひな人形を里子として譲り受け、ここ千葉勝浦でも「かつうらビッグひな祭り」が開催される。
 「かつうらビッグひな祭り」開催期間中《今年の開催は2.23~3.3》は、メイン会場をはじめ、市内各所に25,000体以上のひな人形を設置。
 市内浜勝浦の遠見岬神社の60段の石段一面におよそ1,200体の人形が飾られ、
夕暮れ時からライトアップされます。

 
会場は3,4箇所に分かれて、それこそ飾りきれないほどの
お雛様がお出ましです。圧巻なのがここ、遠見岬神社の階段飾り。
ご近所の方々が総出で、毎朝天気を見て飾り、夕方は仕舞うのだそうです。
  
日本一大きいと言われる享保雛もあり、小さなお雛様もあり…。
小さな雛は、ひさごひな、どんぐり人形ひな、玉雛、屏風に貼り絵の立ち雛なども。

なんとまあ!背景のお雛様たち…あまりの多さにびっくりでした。(メイン会場で)
我ら出かけた三人官女?…お雛様の前で「おすまし記念写真」を撮りました。


王朝の恋(伊勢物語)

2008年02月07日 | SO-Color


 9階出光美術館から皇居方面を眺める
『源氏物語』よりもいち早く成立した恋物語『伊勢物語』、
男女の間に行き交う、うたかたの恋をテーマに出光美術館で開催されている。

 

「ある男」なる貴公子を主人公に、王朝の人々が、和歌のやり取りを交えながら雅な時を過ごす125段のエピソード。時には許されない悲恋に病み、時には遊興にふける貴公子や女性たち。恋のゆくえは、いつも波瀾万丈。
 また恋の舞台には、和歌に詠まれる名所を設定し、同時にその魅力も紹介するなど、『伊勢物語』は画題としても充実した物語で、歴代の画家たちは、この物語をテーマに、男女の心理状況までも描き出そうと試みてきたが、何点かそれに因んだ絵画、やきものなどが展示される。(出光美術館)

 しばしの時、雅な気持ちになって、その物語の女性の心に移行させてもらったりして、はたまた自分の若かったころを思い起こしたりしたのでした。

 展示された伊勢物語に浸って後の、私たちは夢や希望、そして安らぎの時を醸し出すような…三人はそんな表情になって…と言ってもお許しください。モザイクをかけました。

 一部の王朝の人たちはなんて贅沢な読み物を楽しんでいたのだろうか!…すべて手書きの文字や彩色が施されている豪華な絵画の巻物を、見て読んで楽しんでいたのですね…和歌もそこはかとなく相手に思いを伝え、受け手もその想いを更に膨らまして読んでいる「恋」に恋するようなときめき…優雅です。
 現代に思い起こせば、ダイレクトな表現で言葉に映像に畳み掛けるように訴えなければ、若者は心が動かないのでしょうか?


 私たち世代は若者に対して誤解しているのかも知れませんが…今の様子を窺うとどうもそんな感じさえ受けるのは私だけなのでしょうか?
 いや、それよりもそのような子どもたちを大人たちの勝手で、商業的に売れさえすれば良いだけの視点で人間を、日本人を替えていったのでしょうか? 卵が先か鶏が先かの論争にもなりかねないのですけれど…。
 この出光美術館の伊勢物語を拝見して、心の深いところをちょっと散歩してみた…という思いで、ご一緒の三人は行く時に比べて、見た後の車中では口数少なくそれぞれの思いを辿っていたように思いました。ティケットを下さったTさん、ありがとうございました。 
  
 JR有楽町駅に向かう。稲毛駅まで真っ直ぐ帰り、その近辺でお茶して家路につきました。


今日は立春、昨日は節分

2008年02月04日 | SO-Color

 2日、都下、多摩方向に住む娘夫婦の陣中見舞いに、出かけました。一応天気予報では夜には雪が降るようなことを言ってはいましたが、行こうと思うと矢も盾もたまらず出かけていました。あまり寒さも感じなかったのに、翌朝起きると外は一面真っ白に変わっていました。
 娘は日曜日なのに、勤務校に出勤することになっていました。全校の中心になってまとめ役をし主になって指導している作品展が日曜日に開かれるのです。忙しい筈です。
 
 雪道の轍は普通タイヤの車で娘の連れ合いが試乗してみたものです。朝早いし、寒くて道も危ないのが走って分かったのでした。娘は、連れ合いの協力でスノータイヤの方の車で勤務校へ送ってもらうことになりました。
 娘夫婦を見送って「おぉ、寒!」…娘の連れ合いが帰るまで孫たちと私は留守番です。玄関内からのガラス窓は結露でお向かいの家もぼんやりしか見えません。
 夜まで降り続くとの予報に、朝のうちに帰宅するのが一番と思いました。翌日になると凍って転ぶと怖いから…雨の降る中ですべって転んで骨折した記憶が蘇ってきます。
  あとは移動の電車からの雪景色。雪は降っているときがきれいですね。


 
 

  都心へ向かう私鉄沿線の車窓からの風景。でも走っている電車からだとなかなか素晴らしい所を捉えてシャッターを切ることは出来ません。見慣れない風景のうえに、いいなあと思う雪景色は、あっという間に後ろへ後ろへと逃げて行ってしまうのですから。

 

 

 

 







 これは都心から千葉に向かう風景です。江戸川あたりからの鉄橋でしたか? はっきり記憶せず、ただ流れていく風景を捉えていました。
   
 途中、信号待ちで立ち往生。ここは回送の特急電車が止まっている車線区でもあったので、ここでのんびりとパチリ。雪が粒に写っています。

 降り止まぬ雪景色、降っている時は素敵…おとなになってもわくわくする気持ちが残っていました。

 久しぶりにYGさんがアップロードして下さったので、しばらくSOはお休みしていたかったのですが、もう雪も融けてきているので、慌ててここに載せました。前ページは面白いので、ここだけではなく是非、前のページもご覧くださいね。


雪です・・が・・

2008年02月03日 | YG-World

天気予報どおり、目覚めるlと雪が積もっていました。
こんな日はコタツに入ってぬくぬくしていたいものです。
インド人のPさんに、自宅でのランチに招待されました。
この天気なのでとりあえず電話すると「ノー・プロブレム」と言うので出かけねばならぬという訳です。
1時の約束です。車は怖いので歩いていきます。
待ち合わせは、作草部の「ヤックス」

家を出ると、一面の雪。車の轍がバス通りに続いています。

バス通りに出ました。チェーンをつけている車も多いようです。
歩道は、足が雪に埋まります。本当に一歩・一歩の歩みです。
雪でなかったら車で5分で行ってしまうのにこの雪の中20分はかかりそうです

1時の待ち合わせですが、インディアン・タイムです。
  軽く15分は待たされました


100円ショップで、深皿を買ってきました。剣山は家にいくつかあるので、ひとつ差し上げました。小ぶりのお花セットを手土産にはさみ持参で活けてきました。

    バスマテ チキンカレー  
私にはスプーンとフォークを用意してくれました。味も多分いつもよりはマイルドにしてくれたようです。これだけでたっぷりの一人前だと思いませんか?

彼女は手で食べます。ぺろりと平らげて、お替りをしました。
私はこの量で充分だったのですが、もう一杯食べるのが「インドの文化」と言われては食べないわけにはいきません 2杯目は少し少なめにしてもらいましたが、ここはインド流に従いました。

 ワラ 隣にある豆を粉にして               インドの豆
  玉葱や青唐辛子を入れて油で揚げたもの

              チャトマー これにつけて食べます。
黒く見えているのはマスタードの種だと言っていました。
インドの伝統的な家庭料理、おやつの一種だそうな。

           PさんとMさん夫婦
メインのカレー料理は彼が作りました。彼は日本に来て5年と言うので日本語OKと思ったら、ほとんど話せませんでした(ーー;)
大学病院で癌の研究をしていると言うので、日本語は必要ないみたいです。
彼が言うには「日本茶」はがん細胞を殺すそうです。それと「海苔」もよいみたい。

Pさんも優秀な女性です。記憶力も良く、理解力が早いです。

お二人は結婚してもうすぐ一年
どんな出会いで?と質問したら、周りの人がアレンジして結婚するまでお互いに会ったことがなかったとか・・・ 別に珍しいことではないようです。

ここ千草台団地からは直行のバスはないので帰りも歩いていかねばなりません雪道を、滑らないよう気をつけながらの帰り道です。それにしてもお腹が一杯です。