本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

連載 のたりのたり村物語2(全10回)

2014年11月08日 | そのほかの趣味

ところ変わって、村の憩いの場である花見ビルジング。
彼女は村の監察医を務める、りっか先生である。


注:ミステリがテーマですので、血に弱い方、お子さんは見ないでくださいね!
順番が前後するので、写真の時刻は無視してください。
ネタ的にとび森をプレイしたことがないと分かりにくいです。
内容はバカミスです!期待しちゃだめ。くだらなくても怒らないで!


地場の野菜や果物、及び惣菜を販売する直売所。

いつも活気に満ちているのだが…。

3日目の夕方。
店員「先生…鳥見館にパトカーが来てるらしいじゃないですか?」

狭い村のこと、事件の話があっという間に広まるのは時間の問題。

直売所の奥のカフェでも、客たちがひそひそと情報を交換している。

赤い客「鳥見家の家出息子が殺されたらしいわよ?」
黒い客「あら、ミュージシャン目指すって言ってた彼?お屋敷に戻っていたのねえ」

雑貨屋にも噂が流れている。

少し気になって立ち寄ってみた、りっか先生。

はにわ客と猫耳店員の会話をこっそり聞いてみる。

はにわ客「俺、一昨日の晩餐会に招待されていたんだよ。
坊ちゃんがいよいよ家を継ぐって発表があったのに。まさか殺されるなんてなあ…」
猫耳店員「ご当主さまがお気の毒ね…。たった一人の家族だったのに」