本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

連載 のたりのたり村物語8(全10回)

2014年11月14日 | そのほかの趣味

次の舞台はシェアハウス月見荘。夢を追う若者たちが一軒家を間借りしている。
彼は住人の一人、みかづき氏。
時間は遡って、3日目の午前。鳥見館で死体が発見された後である。


注:ミステリがテーマですので、血に弱い方、お子さんは見ないでくださいね!
順番が前後するので、写真の時刻は無視してください。
ネタ的にとび森をプレイしたことがないと分かりにくいです。
内容はバカミスです!期待しちゃだめ。くだらなくても怒らないで!


この部屋の持ち主は、鳥見館の息子と以前交際していた女性。
職業は手芸作家で、花見ビルジングの雑貨屋で委託販売している。

女性「あんな男、とっくに別れたわよ!
好きな音楽で生活すると言いながら実家からの仕送り頼みで、
それが打ち切られたら、あたしにたかってきたの。もう関係ないわ」

この部屋の住人はロック歌手で、鳥見館の息子の元バンド仲間。

ロック歌手「俺はヴォーカルとしてなんとか認められたけど、
バンド自体はいっこうに売れないから解散したんだ。
あいつは夢が諦めきれないらしくて、最後に会った時、
まだ音楽を続ける金はあるんだ、と話していたな」

みかづき氏は自室に戻る。

みかづき氏「みんな意外と、被害者と付き合いがあったんだな…」

みかづき氏「不謹慎だが、この事件は何かのネタになるかもしれない。
取材がてら、他の人の話も聞きに行こう」

彼は小説家という因果な商売だった。