本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

連載 のたりのたり村物語6(全10回)

2014年11月12日 | そのほかの趣味

厳めしい中庭の警備員たちによると、
警察は今のところ学院関係者に目をつけていない様子だとのこと。


注:ミステリがテーマですので、血に弱い方、お子さんは見ないでくださいね!
順番が前後するので、写真の時刻は無視してください。
ネタ的にとび森をプレイしたことがないと分かりにくいです。
内容はバカミスです!期待しちゃだめ。くだらなくても怒らないで!


こちらは部外者厳禁の学院自習室である。

のたりのたり村のような辺境に学び屋を構えた理由がそこにある。

片隅には展示スペース。

「諜報の歴史」展。

そう、ここはスパイ養成学校だったのだ…。

忍びの時代の道具から、開発者が諜報関係だったというテルミン、
暗視スコープや拷問椅子やスパイ道具のトランクまで並ぶ。
(ちなみに教室にいた教師はコードトーカーだったのである)

平穏な暮らしに溶け込む彼らの正体を知る者は、今のところいない。
ある日の喫茶店。

ウェイトレス「今日は学生さんたち、サボりに来ないですねえ」
マスター「……」
ウェイトレス「ところで新人のバリスタくん、今日も休みですか?」
マスター「……(こっくり頷く)」