みんなが待ちわびていた「手打ちそば体験」の日がついにやってきた~
そばは細く長く伸びるので縁起物とされ、年越しや引越しの挨拶などにもよく用いられているね
その昔は救荒作物(凶作時の代替作物)として脇役的な存在だったけど、おりからの健康ブームに乗り今ではすっかり主役に
今日はそば打ち初体験のスカウトもいて<うどん>みたいにならないか少しだけ心配だけど、魂込めて打ってみよう!
道具を見ただけで脳からシグナル ああ はやく食べたい
会場は元小学校の教室 今は公民館になっているんだ
手とり足とり教えてくれるのはすっかりおなじみ「石狩手打ちそば同好会」の方々
今回も自分たちが打ったそばは持ち帰り、同好会の方々が打ったそばを美味しく頂くというスペシャル企画
まずはそば粉と小麦粉、そして水を入れてかき混ぜるところを見学させてもらい、雰囲気をつかんだところで手洗い
腕まくりをして肘の近くまでしっかり洗うんだ
団委員長からのご挨拶 いつもよりテンション高め
<工程1>
さぁ はじまりはじまり まずは上記分量の混ぜ粉をふるいにかけるよ
これはごみやそば殻などを混入させないため、また粉に水が吸収されやすくするために行うんだ
<工程2>
次の工程は水廻し 加水してパン粉状になるまで混ぜる→加水しピンポン玉くらいの大きさになるまでよく混ぜる→耳たぶくらいの堅さになるよう調整しながら加水
<工程3>
かたまりをひとつにまとめ、力を込めて練っていくよ まるで粘土遊びをしているようだ
<工程4>
続いてそば生地を麺棒で伸ばしていくよ~ 持ち手はネコの手だゾ
<工程5>
伸ばした生地の角を整えて四角にしていく工程 打ち粉も忘れずにしておこう
<工程6>
そばを切るための準備工程 打ち粉をして生地をたたんでいく
<工程7>
さていよいよ切るよ 小間板をキツネの手の形で押さえ包丁を垂直におろそう
そばを切ったら包丁を斜めに倒して小間板を押すんだ それが次に切るための準備だけどこの動作で麺の太さが決まるよ
同好会の方の手つきはやっぱり鮮やか 麺の太さもバッチリ揃ってマス
<ご自宅用>をタッパに詰め込むみんな ちゃんと出来上がったネ すばらしい
<実食>
さぁ 同好会の方が打ったそばをモリモリ食べてみよう!
カレーそばが実にウマイんです 出汁が効いていて たくさんおかわりしちゃったね~
<終了証授与>
頑張ったみんな一人一人に賞状が渡されました
今回もまたまた石狩りそば打ち同好会の皆さまにすっかり甘えてしまいました
いろいろたくさんのことを教えて頂き誠にありがとうございました
終了証を手に記念撮影 タイヘンお世話になった同好会の方々にお礼を言おう
<番外編>
最後に思わず笑ってしまう写真もどうぞ
生そばのつまみぐい お・と・な
Sスカウト 童謡シリーズ 序章
そば屋が言う「うまい食べ方」~ご参考にどうぞ
【蕎麦が出てきたら、まず一番先につゆをなめてみてほしい
つゆを味わってもらって、そのつゆが行き届いているかどうかという感じをつかんでいただく
それで次は蕎麦をつまんでつゆをつけずに味わっていただく
別々に味わうことによって喉ごしに蕎麦の香りがツーッと出てくるんですよ
そのあとに初めて蕎麦をつゆにちょっとつけて食べてみる
薬味はつゆの味を消さぬよう、つゆの中にわさびを溶いたりしない
ネギも本当はつゆの中に入れたりしないものなのです
ですから、薬味皿に取り置いた七味を蕎麦にちょいとつけるとか、ネギはネギだけでおかず代わりに食べるとか、
わさびは寿司のような感じでちょいとつまんで上にのせて食べる
そうするとわさびもネギもみんな味わうことができるのです】
上野藪蕎麦店主 鵜飼良平氏 著書 「そば通の本」より
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