前回の活動ではリーダーから身近にあるもので危険から体を守る方法を学んだビーバー隊。
防災の知識をもっと深めるため今回は白石区にある札幌市民防災センターを訪れました。
こちらの防災センターは消防署の横に併設されています。
消防署の特殊車両の訓練を子供たちがあこがれの眼差しでみている姿をよく見かけます。
今回は初めて中に入るのですが、一般の人も入ってみることができるようです。(予約優先とのことです)
コロナ禍なので人数制限や体験できるものも限られていましたが
この日のビーバー隊は3グループにわかれて体験します。
そんなわけで写真は我が子ばかりです・・・悪しからず・・・。
グループごとに担当の方がついてくださるので説明をしっかりきけます。
まずうちのグループははしご車から!
すごい迫力です!梯子は30mまでのびるそうです!
運転席に座れます!
梯子は上だけではなく、下に向かっても伸びるそうで、
たとえば豊平川の河川敷から中州に向かってのばし中州に取り残された人を助けることができるそうです。
次に3Dメガネを装着し土砂災害のバーチャル体験映像をみた後は
もし大地震が札幌で発生したら・・・を体験します。
体験は震度3と震度7のどちらか選べるとのことですがせっかくなので震度7を体験します。
実際の家庭のリギング・キッチンのような設備になっており
緊急地震速報がくるところから始まります。
ガタガタと揺れだしたと思ったら停電になり揺れが続きます。
固定されたソファに座っているだけなのですが、カバンで頭を守るのがせいいっぱいです。
実際の家だったらソファも激しく動くだろうし、座ってすらいられないのではないでしょうか・・・
地震後は家具などでコードがちぎれショートし、そこからの火災発生の恐れがあるそうです。
停電していても揺れがおさまったらブレーカーを必ず落としましょう。
この後は地震で停電した中で火災が発生し煙が充満した建物の避難訓練体験なのですが
こちらはコロナで体験できず、建物の前で説明をうけました。
この建物がなかなかの雰囲気を出しておりドキドキします。
大地震後にさらに火災発生・・・考えただけで恐ろしいですが、
この防災センターで最悪の事態を体験していれば、実際に大地震が起きた時に行動が違ってくるかもしれません。
地震体験ですっかり怖くなった息子は後半無言でしたが、とても貴重な体験になりました。
小学校の避難訓練も恒例の行事くらいの感覚でやっていたものも
実際に体験してその恐怖を知れば、避難訓練の意味、大切さを理解し真剣に訓練に挑めることでしょう。
2週にわたって防止について学んだスカウトたち。
この防災の知識をいかす時が来なければ一番いいのですが
小さなビーバー隊のうちから「そなえよ、常に」の精神です!
さて次回の活動がビックビーバーは最後の集会です。
なにやらクッキングをするそうで楽しみです!