荻窪駅前再開発
とまりぎ
JR荻窪駅の乗車人員は2008年をピークにして2009年、2010年と連続で減少した。集客力ある商業施設が集る中野、吉祥寺へ人が流れていると、日経新聞は荻窪駅前の再開発について取り上げている。
JRのほかに東京メトロが乗り入れているが、JR中央線の駅舎が立体化されず、南側と北側に分断されている。しかも南側には駅前広場がなく、線路を越える車道がない。(歩行者には駅の西と東に行き来できる道がある。)
杉並区では「荻窪まちづくり会議」(仮称)を設立し、商店街活性化や企業集積など町の課題や再開発の中身を詰めるとともに、駅周辺の調査を本格化する。だが、今後10年以内に工事着手するとのことだから、のんびりしている。
地上18階建ての大型オフィスビルへ、南阿佐ヶ谷から区役所内の産業振興課を移転する。同じく東京商工会議所杉並支部、杉並産業協会、杉並区商店会連合会も入る。と、計画のできているところはかなり具体的だ。
自転車で行く場合のことを考えると、駐輪場の整備が遅れている。これは切実な問題だ。