水害

目の前の川の水量が夕方から多くなって、体験したことがないほどの恐怖を感じたことがあった。
新宿御苑の池から流れ出て、渋谷の街を通り抜け、港区の古川橋、一の橋、赤羽橋、金杉橋を通り東京湾へ注いでいる。

夜遅くなって水位が下がり始めたので、床下浸水でなんとか済んだ。
翌日、下流に住んでいた仲間は、この体験を大ごとだったと話した。

家をよく見まわして、池の金魚もホテイアオイも無くなっていることに気が付いた。
自作の池。セメントで造って、金魚や小さな鯉を入れておいたのだが、流れてしまった。

千駄ヶ谷に住んでいたころのことだ。
九州、岐阜県、長野県の被害を見ると、思い出すことだ。