旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

猿ヶ京行き

2012年05月29日 | ウォーキング

      猿ヶ京行き

                       とまりぎ

 指定の列車、快速アーバンへ大宮駅から乗り込む。全員で6名がここで集結した。天気もよくこれから行く猿ヶ京の景色が楽しみだ。

                        

 高崎駅で乗り換え、沼田駅で降りる。過去に鳩待峠から尾瀬へ入った時に降りた駅だ。昼を過ぎていたので駅前の食事処をさがすと、手打ち十割そばの文字が目にはいった。ここにしよう。

 松乃家という店だが、橋袋に「当店は沼田駅開設の前年に開設いたしました(大正12年)」と書いてあって、建物は新しいが歴史は古そうだ。

 石臼挽十割そばを盛り蕎麦でいただく。十割そばといってもつなぎに何か使っているような感じだが、特に聴くこともなく食べ終えて店を出る。ここで幹事は翌日の昼食用のパンを駅前で購入。

                  

 このあたりの地図が出ているが、尾瀬方面が重点だ。猿ヶ京方面の本数が少ないバスに乗る。JR在来線の後閑駅、新幹線の上毛高原駅を経由して、小一時間も揺られていると猿ヶ京温泉停留所へ着き、ここで降りる。

          

 目の前には赤谷湖が広がっていて、湖水近くまで歩いて降りる。漁の人がひとりで舟に居る。他には誰も見えないので、静かだ。時折鶯の鳴声が聴こえる。

     

 奥の方に相俣ダムの堤防があるようだ。

 元の道へ戻って、国道「三国街道」を歩く。

 

 関所資料館が見えたので、中へ入る。コーヒー付きでひとり500円の入館料だ。

 関所の歴史は古代、中世、戦国、江戸の時代まであったというから古い。明治になり、明治二年まで関所として使われていたとのことだ。

 良寛もここを通ったことがあったようで、和紙に書かれた手形と、自筆の文章が展示されていた。

 江戸と新潟を繋ぐ道はこの三国街道と、中仙道から分岐して長野から北上する北国街道があった。

 さて、宿は近いから、そろそろ行こうか。 

 


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