人口減最大、26万人
とまりぎ
総務省が7日発表した住民基本台帳に基づく2012年3月末時点の人口動態調査によると、日本人の総人口は1億2665万9683人と、前年同期に比べて26万3727人減少した。3年連続で前年を下回り、過去最大の減少数となった。少子高齢化で死亡数が出生数を上回る人口の自然減が初めて20万人を突破。
住民基本台帳の人口は住民票に記載している人数で、日本に定住する外国人を対象に含めていない。
自然減は出生数104万9000人、死亡数125万6000人の差20万7000人になる。これは調査を始めた1980年以来の最低を更新した。入国者が出国者を下回る社会減は5万7000人。
東京都の人口は自然減960人、入国者と出国者の差、社会増37,700人と36,810人の増加になった。これにより1269万9271人となった。
増加数が多いのは世田谷区、江東区、港区、中央区、渋谷区で、減少数の多いのが葛飾区、江戸川区、多摩市、福生市、青梅市。
以上は日経新聞からの抜粋だが、子供の生れる数が減っていることが問題だ。現代の親は子供が少ない。少なすぎるのだ。
親がふたり、その親が4人と数えていくと、10代遡るだけで1024人になる。20代遡ると104万8576人になる。これだけ多くの祖先の血を絶やしてはならない。
夫婦で二人の子供を生んで、その子供が二人づつ生んだとすれば、同じように10代後1024人、20代後104万8576人になる。子供を生む人数が多くなれば、この数字はさらに大きくなる。
その大きなふたつのピラミッド状の流れの中に、ただ一点に自分がいるのだ。これは鎌倉での臨済宗の坊さんの説教の中の一節だが、今でも時々思い出すことだ。