
葛野川発電所
とまりぎ
中央道大月の手前の猿橋から山の中に、東京電力の葛野川(かずのがわ)発電所がある。
世界最大級の落差がある揚水式発電で、現在二機の発電機で40万kwの電力を生み出す力がある。
最初に駅に近いTEPCO葛野川PR館で説明を聞いた。
床に大きな人口衛星からの写真があって、これで全体の位置関係を説明してくれた。
下に見える松姫湖は人造ダムで、下部調整池になっている。
右上の大菩薩湖がやはり人造ダムで、上部調整池になっている。甲斐大和駅から武田勝頼の墓がある景徳院の奥、日川をさかのぼったところにある。
昼の電力不足のときに、上から下へ放水して発電する。
夜の余剰電力で発電機をモーターとして動かし、下から上へ水を押し上げることを繰り返している。
発電機は間の山の下に、山の上から500mの地下にある。
さて、これから用意されたバスでその地下発電所を見学する。
見学用のバスは新しくなって、きれいになった。
説明された方もちょうど一緒に写った。

とまりぎ
中央道大月の手前の猿橋から山の中に、東京電力の葛野川(かずのがわ)発電所がある。
世界最大級の落差がある揚水式発電で、現在二機の発電機で40万kwの電力を生み出す力がある。
最初に駅に近いTEPCO葛野川PR館で説明を聞いた。

下に見える松姫湖は人造ダムで、下部調整池になっている。
右上の大菩薩湖がやはり人造ダムで、上部調整池になっている。甲斐大和駅から武田勝頼の墓がある景徳院の奥、日川をさかのぼったところにある。
昼の電力不足のときに、上から下へ放水して発電する。
夜の余剰電力で発電機をモーターとして動かし、下から上へ水を押し上げることを繰り返している。
発電機は間の山の下に、山の上から500mの地下にある。
さて、これから用意されたバスでその地下発電所を見学する。

説明された方もちょうど一緒に写った。

バスで20分ほどでトンネル入口へ着き、ここから地下発電所へ向う。
トンネル内は5kmあるから徒歩では行けない。
発電機が現在二機あって、さらに二機の増設で160万kwを計画しているから、内部はかなりの広さだ。
増設の発電電動機は、コンピュータ制御のGTO変換機による交流電磁石を使うことになっているとのことだ。
階段で下へ降りて、下の水車と上の発電機をつないでいる軸を見せてもらう。
直径が110cmある。
稼働率は25%だそうだから、昼のピーク電力に対応するための発電所だ。
原子力発電や火力発電では時々刻々の電力需要変化に追いつけない。水力発電はそれが可能なのだ。
予約すれば見学できる。(月曜日は休み)
電話0554-30-1020
http://www.tepco-pr.co.jp
説明がしっかりしていて、たいへんよく理解できる。
(おまけの話をしてくれた)
猿橋があって、鳥沢がすぐとなり、山の上には犬目宿がある。
これで、猿鳥犬が揃うので、このあたりの旧甲州街道を桃太郎街道ともいうのだそうだ。