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ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション @恵比寿ガーデンプレイス

2024年10月13日 | グルメ

恵比寿ガーデンプレイスの「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」(LA TABLE du Joel Robuchon) でアニバーサリーランチをいただきました。

壮麗なメゾンの堂々たる佇まいに気持ちが華やぎます。レストランは1階と2階に分かれていて、1階のラ ターブルは2階より少しお手軽にお料理が楽しめます。(とはいえ普段使いにとはいきませんが)

以前、友人の壮行会を行う際に、幹事としてお世話になったこちらのお店。スタッフの飾らない中にも細やかな心遣いに大いに助けられました。久しぶりでしたので、お料理も楽しみにしていました。

パープルで統一されたダイニングルームは変わらずそのまま。シックな中に華やかさがあって私も大好きな色です。ナプキンを結ぶサテンのリボンが白い器のアクセントになっています。

車で訪れたので、二人ともノンアルコールの飲み物をいただきました。私はスパークリング、奥はメルロー。いってみればぶどうのジュースですが、グラスに注ぐと形になりますね。

アミューズは、タルティーヌでした。一口サイズのバゲットに、サーモンを使ったクリーム。上にイクラをのせて、穂紫蘇を散らしています。

前菜です。こちらは「ズワイ蟹をグリーンマスタード風味のブロッコリームースと共に」。美しいグリーンのブロッコリームースの下に、ズワイ蟹がたっぷりと隠れています。クラゲを思わせるガラスの器の重ね使いがすてきです。

私は「薫り高いキノコのヴルーテ クルトンとイベリコ豚の生ハムをアクセントに」をいただきました。きのこを使った温かいクリームスープで、芳醇で濃厚なおいしさ。生ハムの塩気がアクセントになっていました。

パン三種類もそれぞれに個性があって楽しい。オリーブオイルをディップしたり、お皿のソースをぬぐったりしていただきます。ミニサイズのバゲットは、地下のブーランジェリーでも購入できます。

メインのお料理です。こちらは「柔らかく煮込んだ仔羊のスネ肉 エピスの効いた人参のムースリーヌと共に」。仔羊によく合うクミンなどのスパイスが香る、モロッコ風のお料理。私の大好きなお料理です。

私は「北海道産エイのポシェ 梅干しで酸味を効かせたブールノワゼットと共に」をいただきました。エイをいただいたのはたぶん初めてと思います。ググったところ、サメと同じく軟骨魚類の一種とのことですが

以前アメリカでエイに触った時に、イルカに似てゴムのように肉厚でむっくりとした触感だったと記憶しています。くるりと巻かれたエイの肉は、お魚というより柔らかい鶏のささみに近い食感に思いました。

お味は淡泊で、ほんのり梅干の風味を効かせたノワゼットバターがよく合いました。上に穂紫蘇を散らし、和洋がみごとに融合したお味でした。

予約の時にアニバーサリーのことをお知らせしていたので、すてきなプレートを用意してくださっていました。お祝いのお食事を楽しんでいるお客様も多く、他にもバースデープレートでお祝いしているテーブルがありました。

デザートです。こちらは「なめらかなショコラのガナッシュにビタークッキーでコーティングしたカカオのグラスをのせて」。チョコレート好きにはたまらない一品です。

私は「柚子とハチミツのヴァシュラン キャラメルソースをあしらって」をいただきました。柚子のアイスクリームをメレンゲで包みバーナーで焼き色をつけた一品ですが、蜂の巣を模しているところがかわいい!

上にも蜂の巣風のプレートがのっていますが、この穴はストローで空けたのかしら?と想像しました。

お皿の縁にもハートやお花をあしらっていて、なんともキュートな一皿です。

食後のお飲み物は、私はハーブティをいただきました。小菓子は、マドレーヌ風の焼菓子と、ブルーベリーののったフィナンシェ風の焼菓子、そしてオランジェット。

お客様が少なくなってきたところでパチリ。和の要素をさりげなく取り入れたフランス料理はどれもおいしくて、よい記念のお食事となりました。。

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