奈良・山焼き旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。
1.奈良・山焼き(2025・冬)粟 ならまち店
2.奈良・山焼き(2025・冬)若草山焼き
迫力ある七草山の山焼きを堪能した後は、どこかでお酒を飲みがてら夕食をいただいてからホテルに戻るつもりでした。しかし、この日の奈良の街は観光客でごった返していて、どの店もすでに先客や予約客でいっぱい。なかなか入れるお店が見つかりません。
そんな中、「あそこなら入れるかも」と息子が案内してくれたのが「囲炉裏と地酒 大和乃山賊」さんです。JR奈良駅のすぐ近くながら、横道を入ったビルの2階にある穴場的なお店でした。
奈良の地酒と奈良県産の食材を使った囲炉裏料理が楽しめる居酒屋さんで、個室もあり、落ち着けました。奈良の地酒(名前は失念)とともに、スタッフおすすめのお料理を次々といただきました。
最初に出てきたのはあさりの酒蒸し。あさりの旨みが凝縮されたスープが絶品でした。
こだわりの出汁巻き卵 & 若鶏の黒焼き。関東の甘い卵焼きも好きですが、関西でいただくふんわり柔らかな出汁巻き卵が大好きです。若鶏の黒焼きは、たしか宮崎の名物料理だったと記憶していますが、こちらも大好きな一品。柚子胡椒がよく合いました。
茄子と豆腐の揚げ出し。茄子は大和丸茄子が使われています。お出汁がじんわり染みて、ほっとする一品でした。
豪快山賊焼き。炭火で焼いた皮がパリッとして香ばしい。
なんこつ唐揚げ。なんこつは、私にはあまり馴染みのない食材ですが、いつの間にか息子の好物になっていたようです。
この日は寒かったのでお鍋もいただきました。
イカの味噌バター焼き。私はすでにお腹いっぱいだったので、ほんの少し味見だけしました。
この後、写真は撮り忘れましたが、大和肉鶏の釜飯もいただきました。
山焼きを見て冷え切った体も、この頃にはすっかり温まりました。