昨日(8月23日)の日経夕刊の記事「揺れる主婦の役割」が興味深かったです。
30年に渡って投稿誌『わいふ』の編集長をされてきた田中喜美子さん。今は『わいふ』から降りて、政治誌『ファム・ポリティク』を主宰していらっしゃいます。私が尊敬している方のひとりです。
この記事で言われているのは・・・
「この30年間、政府が打ち出す施策は、主婦にどうあってほしいのか一貫性が見えない。女性が結婚しても働き続けられる環境を整える一方で、年金受給でサラリーマンの妻を優遇するなど働くよりも扶養家族である方が得する仕組みができた」
「家庭を守る存在であってほしいのか、労働力として外に出てほしいのか、当事者の働く意識がニ極化しているのは、社会の制度がどっちを向いているかわからず、戸惑っているからでもある」
確かに、政府は、「男女雇用機会均等法」や「育児介護休業法」を施行し、女性が働きやすい環境を整備してきました。が、年金制度においては相変わらず専業主婦優遇策が残っています。
また、女性の結婚退職は減少したものの、出産で職場を離れる人は全体の7割もいる状況。
まだまだ、女性が働きやすい環境が本当に整っているとは言えません。
「専業主婦」というのも、日本の伝統文化のように思われているようですが、戦後の高度経済成長期に新たに生まれた存在で、歴史はそれほどないんですよね。
「主婦の役割とは何か?」
「主婦には何が期待されているのか?」
私は「女性は家事育児、男性は外で仕事、と性別で分けることは好ましくない」と思います。「それぞれの家庭で役割がうまく分担できればいい」「選べる仕組みが必要」だと考えています。
もっと理想を言えば、やはり子育ては男女双方が関わるべきだと思います。その方がバランスがいい育児ができるはず。
そのように、男女で役割が制限されるのではなく、“選べる社会”にしたいですよね。それが、私が政治に参画している大きな目的のひとつです。
30年に渡って投稿誌『わいふ』の編集長をされてきた田中喜美子さん。今は『わいふ』から降りて、政治誌『ファム・ポリティク』を主宰していらっしゃいます。私が尊敬している方のひとりです。
この記事で言われているのは・・・
「この30年間、政府が打ち出す施策は、主婦にどうあってほしいのか一貫性が見えない。女性が結婚しても働き続けられる環境を整える一方で、年金受給でサラリーマンの妻を優遇するなど働くよりも扶養家族である方が得する仕組みができた」
「家庭を守る存在であってほしいのか、労働力として外に出てほしいのか、当事者の働く意識がニ極化しているのは、社会の制度がどっちを向いているかわからず、戸惑っているからでもある」
確かに、政府は、「男女雇用機会均等法」や「育児介護休業法」を施行し、女性が働きやすい環境を整備してきました。が、年金制度においては相変わらず専業主婦優遇策が残っています。
また、女性の結婚退職は減少したものの、出産で職場を離れる人は全体の7割もいる状況。
まだまだ、女性が働きやすい環境が本当に整っているとは言えません。
「専業主婦」というのも、日本の伝統文化のように思われているようですが、戦後の高度経済成長期に新たに生まれた存在で、歴史はそれほどないんですよね。
「主婦の役割とは何か?」
「主婦には何が期待されているのか?」
私は「女性は家事育児、男性は外で仕事、と性別で分けることは好ましくない」と思います。「それぞれの家庭で役割がうまく分担できればいい」「選べる仕組みが必要」だと考えています。
もっと理想を言えば、やはり子育ては男女双方が関わるべきだと思います。その方がバランスがいい育児ができるはず。
そのように、男女で役割が制限されるのではなく、“選べる社会”にしたいですよね。それが、私が政治に参画している大きな目的のひとつです。