昨日は、世田谷区立中学校(全31校)の卒業式が行われました。
私は、地元(息子の出身校でもある)の松沢中学校に来賓として
参列させていただきました。
今年の卒業生は131名だそうです。みんな卒業証書授与の態度、
とっても凛々しくてすばらしかったです。
写真:ステンドグラスで、有名な画家の作品を再現したという3年生
の卒業制作が飾られていました。
一人ひとりに卒業証書が手渡された後の中村豊校長先生のお話は、
「今回の東北地方関東大震災があった中、今日、卒業式が出来た
ことに感謝します」に始まり、
その後、「絶望と闘った犯罪被害者」の方の話となりました。
重いネフローゼという病気と闘い、ほとんど奇跡的とも言える回復
で、妻子を持つことができた。
しかし、その妻子の命を奪われてしまった苦悩の日々…。
犯罪被害者支援の活動に取り組むため、仕事を辞めようと上司に
話た時、「社会人であれ」と言われたそうです。
「社会人として闘うべき」と。
多くの人の支えがあったから闘えた。
人を支え、人から支えられる人になってほしい、という中村校長
先生の卒業生に贈る言葉でした。
「社会人であれ」
これは、義務教育を終えた卒業生たちへの生涯に通じる言葉だと
思います。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
ブログランキング、応援のクリックを!お願いしま~す!
↓