世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

PCR検査「世田谷モデル」破綻からの「社会的検査」も破綻?!〜プール方式、実現遠く・・・  

2020年10月23日 | 新型コロナウイルス関連

最初にお断りしておきますが、私も

私の会派の議員も、PCR検査を増や

すことに反対しているわけではあり

ません。

前々から増やせと言っており、賛成

の立場です。

 

それは、「行政検査」としてのPCR

検査を充実させ、何らかの症状のあ

る人に対し、直ちに処置を行ない、

重篤化を防ぐこと。そのためのPCR

検査は増やすべき」ということです。

 

これまでにもずっと会派をあげて主

張してきました。

 
 
あくまでも「行政検査」(症状のあ
 
る人に対して検査し、治療に繋げる)
 
ことが重要である、ということです。
 
それは今も変わりません。
 
 

さて、本題です。

 

PCR検査「世田谷モデル」破綻から

「社会的検査」も破綻?!

 

昨日(10/22)の区の報告によると、
 
 
起きてしまいました。
 
(今のところ症状の重い人はいないとい
 
ことですが)
 
 
これは“有症状者”からのクラスター
 
、保健所の本来業務である「行
 
検査」です。
 
 
こんな時、保坂区長の暴走のつじつ
 
ま合わせのために始めた「社会的検
 
査」などしている場合ではないと思
 
います。
 
 
以下の毎日新聞の指摘、ようやく正
 
しい報道がされるようになってきま
 
した。
 
 
 
 
私たちの会派では最初から指摘して
 
いましたが、やはり…です。
 
 
プール方式の実現が遠のいたことで
 
検査にものすごい時間を要しますか
 
ら、「来年の4月までかかってや
 
と1回の検査」とは?!
 
本当に無意味。
 
 
区長のメンツのための「社会的検査」
 
(4億円の税金の無駄遣い)は、今
 
からでもやめて、他の感染症対策に
 
回すべきではないか?と思います。
 
 
重要なのは、「行政検査を充実させ
 
重篤化を防ぐこと。そのためのPCR
 
検査を増やすこと」です。
 
 
 
以下は、同じ会派の大庭正明議員の
 
ツイッターでのコメントです。
 
  
 
「そうなるはず」と「現実」の区別
 
をよく間違え、暴走する区長として
 
有名に。
 
「結果がすべて」と言いながら結果
 
はいつも「国が悪い」はお得意のマ
 
スコミ手法。世田谷区は疲弊…
 
(引用ここまで)
  
 
【10月22日 毎日新聞】
 
  ↓
PCRプール検査、苦戦 
いつでも、どこでも、何度でも 
厚労省、国費対象と認めず 
世田谷区長「対応遅い」
 
 
 
 
2020年10月22日 毎日新聞
 
東京都世田谷区の保坂展人区長(64)が
打ち出した「プール方式」のPCR検査が
現在も実現していない。
「いつでも、どこでも、何度でも」を合
言葉に検査数を大幅に増やそうとしたが、
手法が国に認められなかったことが響い
た。(一部引用ここまで)
 
 
「プール方式の活用」を前提として
 
始めた「社会的検査」ではなかった
 
のか?
 
いつまで無意味な検査を続けるつも
 
りか?
 
 
ちょっとカッコ悪くても、撤回した
 
方が、よほど区民の納得が得られる
 
と思います。
 
 
そうそう、無症状者に行なう「社会
 
的検査」は、「強制ではない」という
 
建前ですが、実際には、嫌とは言わせ
 
ないような圧力があり、スタッフの多
 
が嫌がっていても、事業所のトップ
 
が「社会的検査」希望と言ったら、従
 
業員は皆、嫌とは言えない…、という
 
声を聞きました。
 
 
そういうところ、結構あるのではな
 
でしょうか。
 
 

  (←ぜひ応援のクリックをお願いします!)

  政治家(市区町村)ランキング、全国 第4 です。

  田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ブログ村バナー

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村