私たちの会派の幹事長、桃野芳文 議員が、
8月2日、NHK首都圏ネットワークで取り
上げられました。
「千葉 長生村議会の混乱から見えた議員
と職員の"いびつな関係" 地方議会のリアル
(3)」という番組の中で、
世田谷区議会が、議員提出議案で制定した
「世田谷区議会議員による職員に対する
ハラスメントに関する条例」
のことが桃野議員から紹介されています。
⬇️
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230802a.html
※画像は、上記サイトより引用
そもそもなぜこの条例を作ることになった
のか?
議会が近づくと、どうも、隣の議員控室か
ら、職員に対して怒鳴っているような声が
聴こえる…、という状況が続いていました。
議会が近づくと、というのは、幹部職員の
皆さんが「質問取り」と言って、議会でど
のような質問をするか?答弁を用意しなけ
ればならないので、取材に来るのです。
その時に、やたらと大きな声で暴言を吐い
ているような状況が続くので、おかしいと
感じていました。
その後、私たちの会派のおおば正明議員が
2019年の予算委員会で「理事者の取材に
対して、声をあらげたり、暴言を吐いたり、
いわゆるパワハラとも考えられる態度で接
する議員がいる、と報告を受けているか?」
と質問。
すると、宮崎副区長が「何人かの幹部職員
から報告を受けている」と答弁。
つまり、議員からパワハラを受けていると
感じていた職員は複数いる、ということで
す。
そのようなことを許していてはいけない!
と、議員提出議案で条例を制定したのです。
詳細ブログに記していますのでご覧下さい。
⬇️
「世田谷区議会議員による職員に対するハラスメントに関する条例」可決
昨今あちこちで、議員によるハラスメント
関連の問題が山積しているようです。
ニュースやSNSでは、議員の問題行動など
について、連日、取り上げられていますが、
人権意識を持ち、コンプライアンスを守る
姿勢でいれば、起こらないであろう事件が
ほとんどではないかと感じています。
ただ、ハラスメントについては、相手がど
う感じたか?が判断基準となるので、難し
いですね。
いずれにしても、一番大切なのは「良好な
人間関係」の構築だと思います。
… … … … … …
実は、本日、まさにこの「ハラスメント防
止条例」と関連する内容の研修の講師とし
て、北海道士別市議会で講義をさせていた
だくことになっています。
「士別市議会 コンプライアンス・政治倫理
・ハラスメント研修」です。
北海道新聞社、北都新聞社、道北新聞社の
3社が取材に入るということで、ちょっと
緊張しますが、少しでも具体的な事例を挙
げ、わかりやすい研修となるよう努めたい
と思います。
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