今年4月に行われた世田谷区議会議員選挙
⬇️
大庭正明氏の当選と三井美穂子氏の落選が
確定しました。(この先、三井氏が裁判に
訴えなければ…ですが、ご本人はこの結果
を受け入れると表明されたようです)
すでに、ご存知の方もいらっしゃると思い
ますが、1.3票差で当落が分かれ、落選者
から異議申し立てが出ていた「世田谷区議
会議員選挙結果」について、東京都選挙管
理委員会より「異議申し立て棄却」の判断
が下されました。
以下は「NHK首都圏 NEWS WEB」です。
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つまり、都選管が全票数え直しをした結果
1.307票差 → 0.308票差 になりました。
その差、1票にも満たないという結果です。
しかしながら、当落は入れ替わらなかった
ので、最初に世田谷区選挙管理委員会が出
した結果は変わらない、ということになり
ました。
三井氏が指摘して、1票増えた(三井氏の
票であると認められたのは、以下です)
区選管は、この票を「川上」と読んで無効
としました。
しかし、都選管は「横にしてみたら三井と
読める」という三井氏の主張を認め、有効
としました。
その結果、三井氏の票が1票増えた、とい
うわけです。
私は大庭さん側の立会人として、疑問票や
按分票のチェックをしたので、この票のこ
とも覚えていますが、三井さん、あの流れ
作業の中で、よくこの票を見つけたな、と
思います。
わずか0.3票差の当落…本当に残酷だと思
います。
三井さんのことを考えると胸が痛みます。
しかしながら、これが選挙、なのですね。
1票の重みとは、ここまですごいものなの
だと、改めて突きつけられた気がします。
特に、今回の結果は、大庭さん、三井さん
に投票した方々にとって、ずっしりと重い
1票であると思います。
とりあえず、私たちの会派にとっては大庭
さんがこれまで通り存在するということが
決まり、ホッとしています。
本当によかったです。
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「有効票」と「無効票」の基準について、票の数え直しに立ち会った経験よりアップします!
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