世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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1軒だけ残っていることで何十年も開通できない「恵泉通り」、保坂区長が決断するしかない重要案件にもかかわらず、相変わらずやる気のない答弁でした〜「世田谷区議会予算特別委員会」最終日

2024年03月22日 | 議員活動
昨日(3/21)「予算特別委員会」が終わ
ました。

最終日は保坂区長が答弁者として出席す
る「補充質疑」が行われました。

私たちの会派からは、ベテランの大庭正明
議員が担当。

工期が22ヶ月も遅れることとなった区役
所新庁舎建設の問題、大成建設と曖昧な
内容で和解(私たちの会派5名の議員と、
一人会派・世田谷の風の議員1名のみが
反対)したことに対し、すぐにでも内容
を詰めると言っていたがどうしたか?
を追及。

全くやっていないことが判明しました。
何をやっているのでしょうか。


また、もう一つ、今回のメインとも言える
案件ですが、

1軒だけが残っていることで開通できない
ままの「恵泉通り」の問題を取り上げまし
た。

「恵泉通り」というのは、以前は「恵泉裏
通り」と呼ばれていた道路ですが、千歳通
り、城山通り、赤堤通りを南北に結ぶ道路
で、災害時の安全のためにも、日常的な利
便性のためにも、なくてはならない道路、
です。


大庭議員が指しているのは、赤の部分。


この1軒だけが道路の開通を塞いでしまっ
ています。

もちろん、これまでの反対運動にはそれな
りの理由があります。

大庭議員は、その経緯もきちんと説明した
うえで、「だからと言って、すでにここま
できているのだから、あとは開通させるし
かない」と訴えました。

保坂区長は、そもそも、“道路占有者”のこ
とを“地権者”と間違った言い方をしている
(地権は区にあります)ことからも、正し
く認識していないことがわかります。

保坂区長になってからすでに13年が過ぎ
ています。

区長自ら交渉しなければ動くはずのない
重要案件。

にもかかわらず、保坂区長は“10年前に
1回行った” だけ。

この問題はもう交渉の余地がないことは
明らかで、行政代執行をやるしかない
ところまで来ています。

「この道路が開通したら、大勢の人々に喜
ばれますよ。区長、やりましょう!何十年
経っていると思っているんですか?!決断
する時です!」と大庭議員が必要性を迫っ
ても、決断しない保坂区長でした。


議会中継

最初は「大成建設との和解問題」
5分5秒進めたところから「恵泉通り」
の質疑です。


このような質疑を経て、保坂区長が掲げる
「身近な地区の防災力を高める予算」とい
うのは、全く中身の伴わないものと判断し
私たちの会派は、「令和6年度世田谷区
一般会計予算案」に反対、「学校給食費
会計」など4件の特別会計予算案には
賛成しました。

反対意見は27日(水)の本会議にて、会派
を代表し大庭議員が述べます。

 
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