ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

老人の孤独より若者の孤独

2019-02-19 09:28:35 | 人生を「生かす」には
 
孤独を生きる技
@現代では老後の孤独より、若者の孤独が増えていると言う。ネット社会の犠牲者なのか、いやそうではない。今の孤独な人々は「孤独の時間」で楽しむことを心得ている。ネット社会だから生まれた......
 
@1年前に書いたこの書籍を振り返り、思うことは。
やはり老人よりも若者の方が元気が無く、人生に寂しさを感じる。それはまるで小鳥が巣箱に閉じこもっているようで、何となく自由を観ていながら巣箱から出されても飛び立てない、飛び立つことを忘れた小鳥のようにみえる。何でもネットで自由に見る、買う、収集できる仮想満足に慕っているからだろうか。 それに、人とのコミュニケーションが何と無くぎこちなく感じる。そんな若者・人に是非お勧めしたいのは、東南アジアのひとり旅。ベトナム・カンボジア・タイ、ミャンマーなど20代の活気ある世界を見ることで生きる喜びの雰囲気を感じてもらいたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

知らない魅力「子育てしやすい国スウエーデン」

2019-02-19 08:22:42 | 世界の動きから見えるもの

@子供の虐待など事件が多い日本だが、このスウエーデンでは1979年より子供への体罰は憲法で禁止、処罰されている。また、教育・医療の面でも子供に対する費用は無料が基本で、その為の財源は国民の税金となる。ただし、日本と完全に違うのは国民の政府に対する信頼が高い上に高い税金でも国民は納得、幸せな国だと感じる事なのだ。その理由の一つ公文書公開法に置いて、政治・官僚・政府の領収書など全て国民が閲覧できるという「オンブスマン制度」の最も進んだ国であることを改めて感動する。なぜ日本は権力者の権限、既得権、秘匿権などで部下に命令し重要資料等を隠そうとするのか。何もやましいことが無ければ全面公開、閲覧できる権利を国民に与えても良いはずである。 さて国は「緩和策」を時代の流れとともに見直し、決定し、公布することが、一番の景気刺激策にもなり、経済成長に不可欠だと思うが、日本式の「緩和」は「既得権者」を保護・確保する為に大胆な改革ができない国になってしまっている。国の成長で一番は子供・教育、それに医療分野の前進が無い国は、一部の人・企業へ献金する重税国と成り果てるのか?  国民は「ラーゴム」の価値観も考慮したいところだ。

『スウエーデンの魅力150』西田孝広

  • 北欧諸国の中で社会の健全性や国民の幸福度、世界への貢献度でも上位にくる国。2017年1千万人の人口になった、その魅力を探る(約秋田県・富山県・和歌山県と同等の人口)面積は日本の1.2倍。
  • 「スウエーデンの魅力」
  •             森と湖と群島の国(45万km2・1012万人2017年)
  •             福祉国家と経済成長の両立国(企業は守らず、国は人を守る)
  •                         経営難に陥った企業に公費投入はしない。外資買収推薦。
  •                         社会のセーフティーネットを充実、失業者を守る
  •                         「持続可能な開発目標」値は世界ランク1位 (SDG
  •             180万人のサンボ(未婚同居)夫婦と同等の権利があるが、子供には相続権は無い(同性婚法は2009年に成立)
  •             「子育てのしやすい国」両親合わせて480日育児休暇
  •                         給与80%保証・8年間の期間有効
  •                         ベビーカーでの市バス乗車は無料
  •                         子供への体罰禁止の法制化(1979年)
  •                         6〜16才まで義務教育
  •                         大学も自主進学でいつでも進学、授業料は無料
  •             生涯学習のための制度や施設も充実(責任ある人間を育てる事が民主主義社会に定義されている・国民高等学校)
  •             フィーカ(FIKA・休息・コーヒーブレイク)学校・仕事・生活
  •             世界第3位の音楽輸出国(音楽振興国)
  •                         公立音楽学校の充実・高い英語力・トレンドに敏感
  •             北欧最大の2つの遊園地(1883年)年間3百万人
  •             世界初の野外博物館(1981年)ユールゴーデン
  •             ローゼンダール城の庭園
  •             変わり種のホテル(氷・帆船・監獄・水中・炭鉱・ツリー等)
  • 「ラーゴム Lagom」「ミュースmys」「フレーダスfredagos
  •             多すぎず、少なすぎず・丁度良い・ほどほどの中庸を美徳とする価値観。競争や成功のためにあくせずせず、皆がほどほどに幸せに、という北欧的ライフスタイル。
  •             「ヤンテの掟」Jantelagen 自分を特別だとか、他人より優れていると思うな
  • 「公文書公開の原則と報道の自由」
  •             高い政府の信頼は1766年の上記の原則があり政治の腐敗防止の効力を発揮した。公的の領収書も全て閲覧可能、報道の自由ランキングでも世界第2位、オンブズマン制度の発祥の地でもある。一方、個人情報公開の範囲も広く、一般人の住所や電話番号もネットで検索でき、所得情報も入手可能。
  •             2016年世界で初めての国際番号で海外からの電話がランダムで一般国民につながり「民間大使」的な活動に利用された
  • 「自然享受権」 自然を愛する北欧の権利
  •             古くからある慣習法。誰でも自然の中に入って、その恵みを享受できるもので、憲法で保障されている。気兼ねなく森の中を散策してベリーやキノコ、草葉はを摘んだり、湖で泳いだり、テント張りも可能。ただし、民家やその庭、畑などは別。
  • 「平等で低負担の医療」
  •             18才以下は、医療費無料。年間診療費は約¥14、000、処方薬代は¥29、000が上限とある。だたし医者・病床・看護婦不足で時間がかかる。
  •             高齢者ケアは自治体が介護士を派遣する。施設に入れるのは自宅での介護が不可能と判定された場合のみ。自尊心や本人の意思を尊重し、寝たきりのまま延命措置はしない。
  • 「柔軟な労働環境」
  •             皆な4週間の休暇をとり合理的で生産性の高い働き方を評価し、組織はフラットで率直なコミュニケーションが可能。午前9時と午後3時のフィーカ。
  • 「世界的なデータセンター」
  •             2011年からのFBなどの企業の設置拠点
  •             安価で高い電力供給、再生可能エネルギーの活用、強靭な光ファイバー網
  •             ゴミのリサイクル、太陽光で暖房、温水を作り、世界初の電気道路の試験運用開始
  • IT先進国」
  •             Skype、太陽光企業のソルバッテン、エリクソン、エレクトロラックス、ベアリングのSFKetc
  •             キャシュレス社会をリードするSwish
  • 図書館 360度(写真)アスプルンドの図書館
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