@現代では老後の孤独より、若者の孤独が増えていると言う。ネット社会の犠牲者なのか、いやそうではない。今の孤独な人々は「孤独の時間」で楽しむことを心得ている。ネット社会だから生まれた「新たな孤独」は楽しさに満足し、人々のつながりも大事にしながら、バーチャルでの体感を好んでいる。 一昔の「孤独」とは全く違った生活環境を作り出し、より活発に動いている。しかしながら老後の「孤独」はまた違った一面もあり、世間との接点をシャットアウトするという「孤独」だ。お薦めはネットを利用して自分の居場所を探す事。多くの人々は「自分を発見してほしい、見て欲しい、読んでほしい」と望んでいるのだ。そこを見つけ昔でいう「文通」から始めたらどうだろう。気にする事は無い「作文が下手でも」、思いを伝えて行き合うことができれば最高だ。同じ悩み同士、同じ趣味、同じ郷土などなど話題は豊富にある。悩まずメールしてみることだ。相手も多分喜んで返事をくれるだろう。今できる事は明日の楽しみを醸し出してくれる、それがお釈迦様の説いか。「今をどう生きるかが大切だ」
『老いを自由に生きる』アルボレッム・スマナサーラ
- 「明日と言う結果を作るのは今日」
- 「無常が心を自由にする」
- 「孤独とは、必要の無い物や、余分な物を手放なす事」
- 「幸福とは、凪いだような穏やかな心」
- 「老いるとは」
- 「今この時間を先々の事を憂、考える時間にしてしまうと身体がどんどん老いていく」
- 「やるべき事をたくさん抱えていて、瞬間、瞬間に問題に対処していれば先々を考えている暇もありません。そうして今日がとても充実している人は身体が老いるスピードも落ちるのです。」
- お釈迦様の説かれた仏教には信仰という概念がなく、曖昧な事も、難しい事もなく、常に合理的で、科学的で、論理的シンプルです。
- 人間は変化し続けており同じ状態は一時としてない、健康には限界があるのです。大切なのは身体ではなく心なのです。心の健康を追求する事です。
- 老いは大自然の法則で、それが分かれば無理はしなくなる。
- 今を一生懸命生きる、気にしすぎるとますます悪化する。心をくたびれさせない事が大切。何事も依存せず自由になる事。その時の自分に合わせ、「そういうものだ」と思う事。心を清らかにする事を優先する。「ほどほど」が十分と思う事が大切
- 「年をとる、老化する、死に向かって生きていくという現実を素直に認め、認識できる人こそ、この世で最も幸せに生きられる人である」
- 「孤独について」
- 孤独に慣れるのが賢い生き方
- 孤独になれるプログラムを作る(楽しみを作る事)
- 孤独とは結果的に必要のないものや余分な物を手放なす事
- 寂しいと感じる事は「自分が強くならなければいけない」という信号で、強くなるためのチャンスです
- 一人で何か夢中になることを「日常」とすること
- 「社会に認められたい」と思うのをやめる事
- 慈悲の瞑想=慈・悲・喜・捨
- 慈=生きていたい
- 悲=憐れむ
- 喜=喜びを感じる
- 捨=知恵を得る
- 頑固は大人の専売特許、だから一方通行になる
- アプローチを増やす事で心が自由になる
- 身体のことで困ったら素直に助けてもらう事、それに対して「ありがとう」と感謝する
- 「自分が楽しく過ごす事に集中する」
- 「自分の支えになるのは自分の心であり、そこをいい加減にしてはならない」
- 「上手に年をとるためにしたい事」
- 心を元気にすると、やがて明るい心が生み出される
- 無常の視点を持つことで、平穏な心でいられる
- 「仏教の3毒」感情を自分で操作すること
- 「貧(欲望)」食欲・睡眠欲・性欲・名誉欲
- 「瞋(怒り)」敵をつくり、喧嘩、いい争い
- 「痴(無知)」おろそか、主観のままで判断すること
- 「肉体が衰えていく現象は自然の法則にかなったものです。人は母胎に宿った瞬間から衰えていくのです。それが生きるという自然の流れです」
- 「すべての出来事には原因がある、幸福になれるだけの原因とは何かを知る事」
- 他人を幸福にすること
- 周りの人の喜び、望むことをしてあげること
- 苦しい人には手を差し伸べて、優しい言葉をかけること
- 困っている人を見捨てないこと
- 悲しみを一緒に分かち合うことなど
- 嫉妬しないこと
- 自分は生かされているのではなく自分が生きていると思うこと
- 自分の炎を燃やすこと
- お釈迦様の「私に頼るのではなく、私が語った真理を理解した上で、それを拠り所にすること。まは自分を拠り所にすること」
- 「手ぶらで生きると、気楽」
- 「私のもの」は無いと思う事
- 得たものを守るのも大変、こだわりが苦しみを産む
- 欲張るほど損をする
- シンプルに生きるとは欲を抑えること
- 最高の供養とは遺族が故人を偲んで「自分の為に善行を積んでくれた」と清らかな心を保つ事
- お墓を持たず遺体を焼いて灰をどこかに巻く、自然に帰す事
- お墓は残された人間の自己満足(信頼や評価を得る)の為
- お釈迦様は「子供がいる者は子で悩む、牛を持つ者は牛で悩む。執着に価するものは、人間にとっては悩みである。無執着の人に悩みは無い」
- 「死との向き合い方」
- 今日が最高ならば、明日もよくなる
- 心の整理はどんどん感情を溢れさせ、出し切る事
- 死を恐る3つの理由
- 死という経験を持た無い
- 生きている事が楽しいから
- 愛する人や地位や財産を手放したく無い
- お釈迦様は弟子たちに「財産、地位、権力のすべてを持つ事を禁じた。捨てるのが辛いなら無い状態にしておく事」だと
- 今日、今をどう生きるかが最も大切
- 生まれ変わりの準備をする
- お釈迦様は「人間が死ぬ瞬間に、どのような心の状態にあるかで次に生まれ変わる次元が決定される」と説いた
- 「輪廻転生」が生きる事を楽にしてくれる
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