ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

親は「怒る」から「問いかける」に変えると子供は変わる『子供は40000回質問する』

2022-09-10 11:28:53 | 世界の常識(平均値など)
「知りたい」と言う欲求(好奇心)が人生を変える、また「つまらないもの」を「面白い」に変える根底には「小さい物事にもじっくり観察」する事で、「好奇心+洞察力」が偶然の発見(セレンディピティ)に繋がる事である。それには常に「なるほど」から「なぜ」に転換させる事が必要だと言うことだ。
『子供は40000回質問する』イアン・レズリー
「概要」「好奇心格差」が「経済格差」を生む! 「知ることへの意欲=好奇心」は成功や健康にまで大きな影響を及ぼす。その好奇心を突き動かしつづけるのは実は「知識」であり、知識を得るには「労力」が必要だ。また、知識のない好奇心や創造性は失速する。
ー知りたいと思う気持ち認知欲求力をもつ「知的好奇心」が必須
ーダ・ヴィンチの「ToDoList」には15項目の疑問があるがそのうち8つは他人に相談している
赤ちゃんの「指さし」仕草は好奇心(興味)の表れ、学習し始める時期
ーパズルとミステリーの違い 好奇心は「ミステリー」と同じ感覚
    パズル:「いくつ」「どこ」の問い
    ミステリー:「なぜ」「どうして」「どのように」の問い
    ネットでの検索は短絡的「考える」を低下させる(認知能力の低下)
ー「偶然の成功・発見」(セレンディピティ)は好奇心がなければ成り立たない
    レイセオンの電子レンジはコーンの入った袋が偶然マイクロ波が当った
    フレミングのペニシリンは偶然入り込んだカビが薬となる
検索ソフト(グーグル)は「何を訊ねるべきか」を教えてはくれない
    好奇心とは、自分がまだ気がついていないことに興味を惹き寄せる欲求
ー社会格差(教育)
     教育の格差の代償は大きい、だが現代は個性や性格といった要素の良し悪しを重要視
    特に粘り強さ、自制心、やり抜く力(挫折を乗り越え、目標に意識を集中する能力)
    オンライン教育(コーセラ・カーンアカデミー・MOOC)意欲の起爆剤となる
    但し継続力を持ってやり抜く受講生は10%位にとどまる
    「知識こそが好奇心を持続させる力」となる
家庭教育で大切なことは「問いかける力」を親が子供に継続的にすること(知的探索)
    「いけません」「よしなさい」より「どうやって」「どうして」に変える
ー好奇心を持ち続ける方法
    成功にあぐらを描かない
    自分の中に知識データーベースを構築する
    ハリネズミのように探し回る
    何故かと深く問う
    手を動かして考える
    パズルをミステリーに変える
ーミクロとマクロの考え方 (「考える」と「自分の手を動かす」)
    Thinkから Thinkerへ さらに  To thinker (統合・融合・結合させる)
「私には特別な才能はない。どこまでも好奇心が旺盛なだけ」アルベルト・アインシュタイン
「人が無知な理由はただ一つ、余り気にかけないからだ」スティーブン・フライ
「リーダーシップを発揮できないのは、質問能力がないか、質問を躊躇するのが原因であることが多い」マイク・パーカー
「知らないと知らずにいることもある」ラムズフェルド
「言葉による指導ではなく、ひたすら経験によって学ぶことだ」ジャン・ルソー


人間の技なのか車・電車・飛行機などアクションが満載『グレイマン』⭐️4.0

2022-09-10 07:42:03 | 映画から見える世の中の動き
「機密情報」がCIAの内部で漏洩、仲間同士が警察等を巻き込み闘うアクション映画だ。車・電車・飛行機でのアクション、他さまざまな爆発シーンの見どころは多く、闘争の展開が素早くリアルと画像処理の差がないほど迫力満載だ。敵なのか、味方なのか、誰を信頼すべきか、即座の判断に迫る。さらに証拠物件を信頼できる人物に別送手配などいざと言う時の咄嗟の思考転換は見習うべきかもしれない。
映画で見る現実の美しいヨーロッパの各街並みはその中でも特に綺麗に映し出されている。
『グレイマン』
CIAの熟練した工作員コードネーム「シエラ・シックス」(ライアン・ゴズリング)、囚人だったがある殺害を条件にCIAに参画する。やがて殺害するとされる人材に近づくとそれは同僚「シエラ・フォー」で次はお前だとペンダントに隠したICチップを渡される。CIAのロイド(クリス・エバンス)はシエラ・シックスに賞金を掛け、シックスの上司とその娘を捕獲、そのチップを入手するために武装した集団を送り込みシックスの殺戮とペンダントを狙った。