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勝者の歴史・伝説は史実とは限らない『サマリタン』⭐️3.5

2022-09-15 11:29:28 | 映画から見える世の中の動き
伝説の中ではヒーローが実は悪人だった。だが、生まれ変わろうと努力する、そんなストーリーのアクション映画だ。 歴史は勝者によるものが多く、勝者は「正義」(正統派)とは限らない、ましてや現存する歴史は史実とも限らない。 そんな中で勝者の歴史が築いた歴史(家系図)から日本は敗者達による「史実」も出てくるのではないかと思う。大河ドラマの北条家など「家系図」から御家人13人の歴史を紐解くことで史実を知ることができるかもしれない。
・鎌倉幕府の征夷大将軍 9代 141年 (1192年〜1333年)
・鎌倉時代の北条執権 16代  130年 (1203年〜1333年)
・室町幕府(足利幕府)征夷大将軍 16代  235年 (1338年〜1573年)
・江戸幕府(徳川幕府)の征夷大将軍 15代  265年 (1603年~1868年)
『サマリタン』Samaritan
13 歳のサム・クリアリー (ジャボン・ウォルトン) は、隣人のMr.スミス (シルベスター・スタローン) が、伝説にある正義の味方サマリタン(ライバルの悪人はメネシス)ではないかと見ていた。その伝説とは20 年前、倉庫の戦いの末、双方とも死亡したと報告されていたが、その実存をギャングとの喧嘩から見ることなる。それはギャングが伝説の武器「斧と仮面」を盗むことで市街に暴動が起き殺戮を繰り返していた。その中にいるサムを救う為Mr. スミスが動き出す。


日本語の心地よい響きと季節感が失くなった『大人のための短い文章』

2022-09-15 07:48:44 | 人生を「生かす」には
現代は「季節のあいさつ」を書くことがなくなった感がある。それはいつでもどこでも相手とメール、SNSでやり取りしているからあえて使うこともなく忘れがちだ。また、尊敬語、丁寧語なども使う頻度が減り、日本語の心地よい響と季節感を表す語彙の良さも忘れがちだ。
『大人のための短い文章』川崎麻子
「概要」「書く技術」は、誰にとっても必要なスキルです。
本書はシーン別の構成で、知りたいときに知りたいフレーズをすぐに探せて活用できます。
相手に好感を持たれる表現や豊富な語彙力を身につけ「伝わらない」から解放されましょう。
文章で大切なこと
・主語と述語を対応させよう
・品詞を意識する(動詞、形容詞、形容動詞、名詞、副詞、連体詞 など)
・句読点のルールを覚える(。、!。? などの利用の仕方)
・接続詞・こそあど言葉の乱用に注意(従って、しかし、この、その、あの、どの など)
・てにをはを正しく使う(「は」と「が」、「で」と「に」 など)
・明確にする(5W1Hを意識する)
・文章は短くシンプルに、、読みやすさ、見た目を整える
ー称賛・感心
「誇りに思います」「感心しました」「模範とするところでございます」
「ご一緒できて光栄です」「とても勉強になりました」「お手本にさせていただきます」
ー気遣い
「さぞかし大変のことと推察します」「ご加減はいかがですか」「ご心痛のほど」「いつもお心遣いいただき」
ー断り
「お気持ちだけ頂戴します」「事情をお察しいただき」「急な差し支えがございまして」「不本意ながら」「心苦しいのですが」「あいにくですが」「せっかくのお話ですが」
ー謝罪
「不手際で」「言葉足らずで」「失念しており」「考えが及ばず」「不行き届きで」「平にご容赦願います」
ー決意・反省
「肝に銘じます」「尽くす所存です」「周知徹底を図ります」「自責の念に駆られております」
ー相談・質問
「ご助言いただけないでしょうか」「ご教授いただけないでしょうか」「お知恵をご拝借できれば」「ご回答賜りますようお願い申し上げます」「忌憚の愛ご意見をお聞かせください」
ーお見舞い・お祝い・お悔やみ
「心よりお見舞い申し上げます」「思いもかけぬご災難お見舞い申し上げます」
「ご心痛のことと拝察いたします」「心から哀悼の意を表します」「突然のことでお慰めの言葉もございません」
ー季節のあいさつ
1月「新春を寿ぎ」「松の内の賑わいも過ぎ」
2月「余寒厳しき」「春の訪れが待ち遠しい季節となり」
3月「三寒四温を実感する季節ですが」「春寒の候」
4月「桜花爛漫」「花冷え」「新年度を迎えご多用のことと存じます」
5月「薫風」「向暑」「五月晴れ」
6月「梅雨」「梅雨寒」「夏至」
7月「いよいよ夏本番を迎え」「盛夏」「蝉の声」
8月「立秋」「残暑」「土用明けの暑さ」
9月「名月」「爽秋」「秋色次第に濃く」
10月「秋雨」「金木犀」「清涼の秋気身にしみて」
11月「菊花」「小春日和」「深冷」
12月「迎春」「年の瀬」