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ナポレオンが愛したもの『ナポレオン』2023年作⭐️4.0

2024-01-28 12:40:42 | 映画から見える世の中の動き
1789年、マリー・アントワネットの斬首刑に始まり、自由、平等を求めたフランス革命、国内の混乱が続く中で生まれた天才的な軍事戦略家、皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオンの生涯の映画だ。先見の明があり軍事的および政治的戦術をダイナミックに壮絶な戦闘展開をみせるシーンは感動ものだ。一方、遠征中に新妻が浮気をしたことで激怒するが、唯一心の支えとした。それは激動の中多くの敵を作り、勇気と決断力で皇帝までになった野望の姿は孤独だったからなのか。ナポレオンの最後の言葉が印象的だ、「フランス、軍隊、ジョセフォーヌ」だっと言う。(最後に妻の名前を呼ぶ:ジョセフォーヌとは妻の名前)
『ナポレオン』2023年作品
象徴的なフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(ホアキン・フェニックス)の数奇な栄枯盛衰をスペクタクル満載に描いたアクション映画だ。この映画は、最愛の妻ジョゼフィーヌ・ボアルネ(バネッサ・カービー)との奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていく…しかし、フランスを守るための戦いが、いつしか侵略や征服へと向かっていく。生涯61回の戦闘を繰り返し、1793年から1815年まで約3百万人の戦没者を出した。 1821年5月5日、聖ヘレナ島での6年後逝去



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