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「再考=リスキル・リラーン」とは『Think Again』

2023-04-08 08:00:12 | 経営・リーダーシップに必要な事
「Try Something Different」(常に何か新たな挑戦をしてみる事)がこの本を読んで頭に浮かんだ。「Think Again」何処かで聞いたような言葉だがスティーブ・ジョブス(アップル)のTV CM (Think Difference)である。 書籍「アンラーン戦略」でもあったように常に『継続は力なり』だが、それには「現状を反省し改善する事(脱学習・再学習)」だというのがこの『Think Again』に似ている。人の3つのモード「牧師、検察官、政治家」の例えと、あるべき姿の「科学者」(仮説+実験+結果+検証 サイクル化)は賛同する。
『Think Again』アダム・グラント
「概要」世界的な組織心理学者が解き明かす「思い込みを手放し、発想を変える」ための方法。
「知っているつもり」がもたらす知的な怠慢――。学び続ける人の指針がここにある!(監訳者・楠木建)人は疑うことの不快感よりも、確信することの安心感を好む。既存の考え方を新たな観点から見つめ直すことがいかに大事であるか、それを伝えるのが本書の目的である。
再考 (Think Again:「考えること」よりも「考え直すこと」
    思考の柔軟性が求められる時代:謙虚さ・懐疑心・探究心=知的好奇心が生まれる
    再考力(リスキル・再学習)・科学者のようになること(
    説得力ある質問力を持つこと(何故ではなく「どのように」を考える)
    個人感情に流されず、固定概念を捨てよ
    学ぶための最善の方法は教える事
□牧師、検察官、政治家――誰もが持つ「三つの思考モード」では「考え直す」は始まらない
    牧師:信念を形成し説教しようとする
    検察官:全てを非難・矛盾・批判から始める
    政治家:他者の支持を得ようと言葉巧みに説得、翻す
 更になれば良いのは科学者」:仮説を検証し試行錯誤の実験を行う=新たな知識を発見する
    科学者のプロセス:仮説+実験+結果+検証 サイクル化させる
□一流の交渉人の心得
    合意枠を事前に予測、自分の主張の論拠をゴス少数しか提示しない
    攻撃や反撃に出るところがほとんどなく、5つの発言のうち少なくとも1つの質問に限定
    合意できる点を指摘し、相手の主張にも一理あることを認める
    理路整然として説得力あるごく少数の根拠だけ
「変化なくして進歩はあり得ない。自分の考え方を変えられずして、どうして他の何かを変えられようか」ジョージ・ショー(劇作家)
「自信と言うものは、知識よりも、むしろ無力生まれることが多い」チャールス・ダーウイン
「議論とは何ともくだらないものだ。仲良し仲間の意見はどれも揃って同じなのだから」オスカー・ワイルド(詩人・劇作家)



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