MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

グリーンルーム

2017-08-22 18:42:40 | 洋画
この米国盤のBlu-rayを購入したのがいつだったかもう覚えていませんが
月の下旬になるとレンタルもセルもリリースが殆どない状態で
大抵は海ドラマの消化にあてるんだけども、めぼしいものがないというか
「フラッシュ」のシーズン3の前半がリリースされてるんだけど後半リリースされてから一気見がベストじゃないかと・・・
で未見のものとか録画の中から現在消化中

主役のアントン・イェルチンが事故死してて遺作と言うことで、日本公開されたホラー映画
いや中々面白かったですよ、購入の動機はジャケットでのイェルチンがマチェーテ構えていて裏面ではそれを降り下ろしてるショットがありまして
イモージェン・プーツがショットガンですし
第一印象で購入してきたのですが、これは購入して大正解

売れないパンクロックのグループが、ガス欠でライブに間に合わなくなってしまい
金のない彼らは別の仕事をモヒカン頭のエージェント擬きのアンちゃんにいれてもらうのだが
それは森の中のライブハウス、かなり胡散臭いが背に腹は代えられない
森の中のライブハウスだから、「グリーンルーム」だとばっか思いましたが
なら、グリーン・ハウスだよね、ってことで私もしらなかったのですが
"グリーンルーム"って"楽屋"ってことなのね

ってことで、その楽屋に籠るお話ってか
そうなんです、この森の中のライブハウスはネオナチの巣窟で楽屋に南軍の軍旗が張られていたりで
彼らはよせばいいのにネオナチ批判の曲を演奏しちゃうのですよね若者特有の反骨精神で
で楽屋に帰ると頭にナイフを刺された姉ちゃんが死んでる
慌てて警察に人が刺されたって電話してしまうものの
ネオナチ集団にグリーン・ルームに監禁される

警察もネオナチ同士の些細な喧嘩と見せ掛けられてかえってしまい
パトリック・スチュワート演じるオーナーとネオナチ軍団とパンクバンドとの
グリーン・ルームでの籠城攻防戦が始まる

ネオナチには銃があるのですが、ロックの連中は徒手空拳な訳で
唯一閉じ込め役の拳銃を奪ったものの、そこいらにある
マイクスタンドとか、消火器とかで戦うわけで
この攻防戦が実に面白い
面白い訳は「ブルーリベンジ」のジェレミー・ソルニエが脚本書いて監督してる
ナイフで斬るとか、腹を裂くシーンが実にリアルなんですが
バンド側も一人また一人とあっけなく殺されていくし
そこは映画ですから、イェルチンも左手手首が落ちるほど切られていたり
お姉ちゃんも足を撃たれていたりと、ネオナチにやられて満身創痍でもって・・・

冒頭のガス欠や、スマホの充電とか伏線を張ってあるし、しっかりと回収してくれるのね
今後もジェレミー・ソルニエ から目が離せない

日本でのDVDリリースは10月3日だそうです

2015年製作、アメリカ映画
ジェレミー・ソルニエ脚本・監督作品
出演:アントン・イェルチン、イモージェン・プーツ、アリア・ショウカット、ジョー・コール、パトリック・スチュワート
コメント (2)
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オペレーション・メコン

2017-08-22 06:26:38 | アジア映画
2011年、タイ、ミャンマー、ラオスにまたがる巨大麻薬密造三角地帯で
メコン河を航行中の中国船が拿捕され、乗組員13人が惨殺される事件が発生する。

この事実をもとにダンテ・ラム監督がアクション映画を作り上げた
中国政府は自国民が惨殺されたことを重く受け止め
タイ、ミャンマー、ラオスとの合同捜査を進める一方
独自に潜入させておる公安警察が事件解決にあたる

こいつらが他国で縦横無尽に暴れまわる姿が実に気持ちいい
麻薬犬が一匹捜査に加わっての大活これも見ていて清々しく感じる
彼らの捜査は当事国の許可を得ておらず、いわば不法捜査にあたるのだが
そんなことはお構いなしに
マーケットとか駅頭とか、ショッピングモールとか一般人が生活している中で
平気で麻薬組織の連中と銃撃戦をおっぱじめる

そして地元警察が現れると麻薬組織の連中同様公安警察部隊も蜘蛛の子を散らすように逃げちゃう
そうなんですよねUSAのDEAが中南米の各国での不法捜査とおんなじで
アジアにおける宗主国は中国であるみたいに他国で我が物顔に拳銃や小銃、果ては閃光弾から手榴弾まで、麻薬組織もロケットランチャーまでぶっぱなすから
相手の国家主権なんて眼中にないことがわかる
麻薬組織のボスを捕まえて自国で裁判に掛けて死刑にすることだけが彼らの使命なんですねぇ

したがって映画的には町中での市民を巻き込んでの銃撃戦
おっっかけっこの最たるカーチェイスとかのシーンの連続で
全く娯楽映画として飽きの来ない作りになってまして

とくに麻薬組織はコカインを働かせてる子供たちにも吸引させているから
町中や工場への襲撃を受けても怯まずに自動小銃連射して向かってくる
ショッピングモールで追いついた男を捕まえる目の前に子供が現れて
子供を傷つけちゃって躊躇してると、その子供がバックから自動小銃取り出して撃ちまくる訳で
仕方ないとかそんな躊躇もなく、子供を背中から撃ち殺すシーンとかあったりして
そこいらの非情さがUSA映画とは違ってるなと

クライマックスはそんな麻薬組織のボスを生きて捕まえるためにラオスのジャングルに潜入してのまさに公安警察も完全武装でんk戦闘服着用ですから
チョップで潜入しボートでのチェイス
もうどっから見てもクライマックスは戦闘映画の様相で
麻薬犬も大活躍するものの被弾して殉職しちゃいます

公安警察もかなり犠牲者がでますが・・・そちらはおいといて
殉職麻薬犬への追悼シーンとかがあるんですね

やっぱ銃撃戦アクション映画を撮らせたら実にその力を十二分に発揮するダンテ・ラム
彼の映画に外れなし

アメリカ盤のBlu-rayに英語の字幕を表示しての視聴

2016年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
ダンテ・ラム監督作品
出演:チャン・ハンユー、エディ・ポン
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