MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

新感染 ファイナルエクスプレス

2017-08-23 19:59:22 | 韓国映画
This is Korean Movieと言った韓国映画初のゾンビムービー
良くも悪しくも韓国映画ってこういうのを言うんだよねぇ
って思わされるけども、韓国映画にしては何かが足りない
そうなんですねぇ足りないのは所謂韓国映画特有のエグ味かなぁ
でもキャラクターとしての登場人物はすべてエグい人たちが・・・

と言うことで未見のBlu-rayやDVDを極力消化する週間の第4弾は韓国のゾンビ映画
ゾンビウイルスに感染した韓国でのこの映画の舞台は何と
京城から釜山までの超特急KTXの車内、つまり高速列車の車内の人間が片やゾンビに
感染してない人間は彼らに襲われるも閉鎖空間でして逃げ場がないという
究極のパンデミック映画
ゾンビに噛まれると即効ゾンビとして復活しますし
思いの外速く走るゾンビでしたねぇ

ゾンビですからドアは開けられないんで、車輌のドアを締めれば一応襲われる心配は回避できますが、何せ大量なゾンビですから彼らの集団が一ヶ所に集中するとドアの硝子は割れます
でもこのゾンビ夜目が効かないのがゾンビ映画としては新しい
夜は活動できないというきとですが、音には反応しますから音のした方向に襲って来ます
目が効かないからトンネル通過中に、網棚使っての車輌移動とかのアイデアも楽しい

主人公はマネーファンドの遣り手マネージャーが仕事で家庭を顧みなくて離婚
釜山のEXワイフに娘をつれていくために乗ったKTXがゾンビに・・・
遣り手ですから他人への配慮は殆どありません
身重の妻と一緒に乗ったおっさん、見るからの強面のマ・ドンソクですからただものではない
高校球児って韓国にもいるんですねぇ、対外試合の帰りなのでしょうか
年よりの母子たちが乗客としてゾンビに襲われるものの

ドンソクの献身的な活躍とか子を思う父親としてゾンビと戦ううちに主人公に生まれるにんげんとしての矜持がいいよねぇ
そしてお金持ちで社会的に地位のある名士が実は人間として本質的にクソなオヤジ
この人のキャラが徹底しててある意味小気味がいいんですが

このオヤジのてっていぶりは韓国映画のステレオタイプな人物像でしてお約束の結末を迎えますが、そこまでいくのに実にしぶとい生命力ですよねぇ
一難去ってまた一難の果てに助かる一歩手前で、そういや三歩手前でドンソクおっさんは身重の妻と何人かのために身を犠牲にしますが
まさかのあの人も一歩手前で命を落としてしまうのねぇ

釜山は軍が守っていましたが”アロハオエ”だけで人間と判断されるによねぇ
その前にスナイパーが妊婦さんの脳天捉えていたのですが
スナイパーの指が引き金に・・・そこで銃声と共に暗転でのエンドクレジットってのは
私の理想の韓国映画のセオリー的なエンドシーンだったんですが
一応ハッピーエンドでおわらたのね

十分に楽しめた二時間でした
米盤のBlu-rayに英語のスーパー標示での鑑賞
日本での公開は9月1日予定

2016年製作、韓国映画(劇場公開作品)
ヨン・サンホ監督作品、パク・ジュスク脚本
出演:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、キム・スアン、チェ・ウシク、アン・ソヒ、キム・ウィソン
コメント (4)
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ジェーン・ドウの解剖

2017-08-23 00:59:41 | 洋画
未見のDVDの山の整理を精力的に行っております
が、レンタルも利用してないわけではありませんが・・・
この映画公開される直前に購入していたような
米盤のBlu-rayのジャケットの死体のお姉ちゃんに吊られたのが購入動機だったことは確りと覚えています
だってこんな美人のお姉ちゃんが全裸死体役で解剖される映画ですよ
男なら吊られちゃうのが当然じゃないですか

公開にあたっては、松竹系のシネコンではなく所謂単館で<松竹エクストリームセレクション>の第一弾作品として公開されたようですね
ちなみに"ジェーン・ドウ"とは女性の身元不明の遺体のことで、男性は"ジョン・ドウ"


バージニア州の田舎町。一軒の事件現場で家族の惨殺死体が発見され
警察はさらに地下から半分埋まった傷つ一つないきれいな女の全裸死体を発見する
田舎町の警察の死体解剖を請け負っている検視官のトミーと、そ息子オースティンがモルグ嫌自宅暮らしていました。

彼らの元に件の"ジェーン・ドウ"と呼ばれる女性の死体が運ばれてき
死因を早急に特定してほしいと・・・
オースティンは彼女とのデートをキャンセルして検視を始める

その"ジェーン・ドウ"の死体には外傷がなく初見での死因は不明ですが
瞳は灰色に曇っていて、舌は切られており、歯はぬかれていましたが
遺体はまるで生きているかのように新鮮です

こちとら男ですから全裸死体を解剖ったらやっぱおっぱいにあそこがきになりますよね
確りとヘアは写っておりますが、この時代なんだよ
下の毛のケアしてないんだと思いましたが・・・

検視を始めると傷ひとつないようにみられた女の身体は、両手首と両足首が骨折しており、
肺は内側からヤケドを負い真っ黒に焼け焦げるなど、
常識では起こり得ない不可解な点がいくつも発見されるのでした
さらに異常に細いウェストは、昔の女性がよく使用したコルセットを装着したときの特徴と同じのようです

なぜ体の内側だけが損傷しているのか、この女は一体何者なのか。
トミーとオースティン親子の常識ではもう何がなんだか
すると突然遺体を解剖行っていたその部屋でモルグの廊下で
次々と不可解な現象が発生
遺体安置所という閉ざされた空間で起こる
相次ぐ不可解な出来事に親子に逃げ場のない恐怖が襲います
そうなんですねぇモルグという空間で起こるワンシチュエーションスリラーホラー映画なんですねぇ

お姉ちゃんの裸に吊られて見始めましたが、いつのまにか映画のシチュエーションにはまっていました
不可解現象に父親は息子のガールフレンドを殺してしまいますが
死体の体内から出てくる異物や布切れ、布切れに書かれてる文字や紋様
皮膚の裏側にある刺青の紋様とかミステリー要素もあったりして

ま要はこの"ジェーン・ドウ"中世の魔女でして死体の体なのですが脳は生きており
ってことがわかり・・・
ここでスケベな私は個人的に納得
そうなんですねぇ中世の魔女だったからアンダーヘアのケアはされていなかったんですね
監督さんの細かい芸当に感服いたしましたです

ジェーン・ドウ役のオルウェン・ケリーが実におきれいなお方で眼福な映画でした
2016年製作、アメリカ映画
アンドレ・ウーヴレダル監督作品
出演:エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス、オフィリア・ラヴィボンド、マイケル・マケルハットン、オルウェン・ケリー
コメント (2)
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