1967年7月23日、デトロイトで違法酒場の摘発から端を発した黒人暴動は
どんどん規模を拡大し略奪や銃撃戦があちらこちらで発生し
市警察では到底対処できない規模の暴動であったため、ミシガン州軍の派遣や州警察まで動員された
そして暴動は何日もつづき・・・そんな暴動のある一夜のお話を後日裁判を含めてキャスリン・ビグロー監督が
140分の映画にまとめたtrue storyですので
結構見応えがありました
時はうつろいそれから50年以上経過していますが
実際には白人と黒人の人種問題は依然としてアメリカには残ってるようで
昨日だか今日だかも、シカゴで白人警官が、黒人を問答無用で射殺したらしいニュースが流されましたが
どうやら公開された時の警官カメラの映像から射殺された黒人は銃を携帯していたようですが
で、この映画もご多分に漏れず白人警官と無辜の黒人へのいわれのない不当捜査のお話となっています
ま、戒厳令が敷かれどこにも行き場のない人がほんのいたずらから
競技用のピストルを警戒してる州兵にむけ発砲したから
州警察、州兵に市警察まで飛んでくるのは当たり前ですが
市警察にたまたま人種差別の強い警官がいて
前日も彼は暴動に紛れて物を盗んで逃げる黒人を背中から射殺していた
そんな彼は真っ先に現場にかけつけ逃げるために目の前を横切った黒人を瞬殺
自分のナイフを死体に持たせ
さらに誰が銃を撃ったのかその場に居合わせた黒人をもう尋問責めに
それが玩具銃とみんな知っているのに警察不信と反感から誰も何もいわないから
引くに引けなくなった市警官たちは
奥の手として一人一人別部屋で脅して銃を発砲し尋問者を殺したと言う狂言で吐かせようとするものの
若手警官が真に受けて本当に無辜の黒人を射殺していたりと
結構緊迫感のある映画になっています
この中には白人の二人のお姉ちゃんたちもいて
黒人と一緒にいただけで娼婦扱いされたり
またよせばいいのに近くの商店を守っていた黒人警備員がしゃしゃりでて来たり
いっこうに収まりを見せない現場から
死体が出てきたことから後日裁判が行われるも
黒人警備員が証言できないとか、警官の弁護士が有能であり、陪審が白人と言うこととか
こういった裁判の在り方までキャスリン・ビグローは我々に問いかけていましたが
長尺ではありますが一瞬たりともモニターから目を離すことなく見てられる映画でした
久々に硬派な映画でした
2017年製作、アメリカ映画
キャスリン・ビグロー製作・監督作品
出演:ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、アルジー・スミス、ジェイソン・ミッチェル、ジャック・レイナー、ベン・オトゥール、オースティン・エベール、ジェイコブ・ラティモア、ハンナ・マリー、ケイトリン・デヴァー、ネイサン・デイヴィス・Jr、ペイトン・アレックス・スミス
どんどん規模を拡大し略奪や銃撃戦があちらこちらで発生し
市警察では到底対処できない規模の暴動であったため、ミシガン州軍の派遣や州警察まで動員された
そして暴動は何日もつづき・・・そんな暴動のある一夜のお話を後日裁判を含めてキャスリン・ビグロー監督が
140分の映画にまとめたtrue storyですので
結構見応えがありました
時はうつろいそれから50年以上経過していますが
実際には白人と黒人の人種問題は依然としてアメリカには残ってるようで
昨日だか今日だかも、シカゴで白人警官が、黒人を問答無用で射殺したらしいニュースが流されましたが
どうやら公開された時の警官カメラの映像から射殺された黒人は銃を携帯していたようですが
で、この映画もご多分に漏れず白人警官と無辜の黒人へのいわれのない不当捜査のお話となっています
ま、戒厳令が敷かれどこにも行き場のない人がほんのいたずらから
競技用のピストルを警戒してる州兵にむけ発砲したから
州警察、州兵に市警察まで飛んでくるのは当たり前ですが
市警察にたまたま人種差別の強い警官がいて
前日も彼は暴動に紛れて物を盗んで逃げる黒人を背中から射殺していた
そんな彼は真っ先に現場にかけつけ逃げるために目の前を横切った黒人を瞬殺
自分のナイフを死体に持たせ
さらに誰が銃を撃ったのかその場に居合わせた黒人をもう尋問責めに
それが玩具銃とみんな知っているのに警察不信と反感から誰も何もいわないから
引くに引けなくなった市警官たちは
奥の手として一人一人別部屋で脅して銃を発砲し尋問者を殺したと言う狂言で吐かせようとするものの
若手警官が真に受けて本当に無辜の黒人を射殺していたりと
結構緊迫感のある映画になっています
この中には白人の二人のお姉ちゃんたちもいて
黒人と一緒にいただけで娼婦扱いされたり
またよせばいいのに近くの商店を守っていた黒人警備員がしゃしゃりでて来たり
いっこうに収まりを見せない現場から
死体が出てきたことから後日裁判が行われるも
黒人警備員が証言できないとか、警官の弁護士が有能であり、陪審が白人と言うこととか
こういった裁判の在り方までキャスリン・ビグローは我々に問いかけていましたが
長尺ではありますが一瞬たりともモニターから目を離すことなく見てられる映画でした
久々に硬派な映画でした
2017年製作、アメリカ映画
キャスリン・ビグロー製作・監督作品
出演:ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、アルジー・スミス、ジェイソン・ミッチェル、ジャック・レイナー、ベン・オトゥール、オースティン・エベール、ジェイコブ・ラティモア、ハンナ・マリー、ケイトリン・デヴァー、ネイサン・デイヴィス・Jr、ペイトン・アレックス・スミス