やくざの女8

一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は
AV女優のみならず、OVでの活躍やピンク映画で新人賞をとったりと
いまやAV界だけでなくて映像の世界でその名を馳せておられる古川いおりに
主演交代にになって第三弾となる「やくざの女８」です。
今回の彼女に対応するヒロインには広瀬奈々美さん、こちらもAV業界のお方のようです

町工場の社長・依田から借金の形として、隠し財産として密輸していたシャブを
借金のかたとしててにいれたシャブですが確か浦虎組ってシャブは御法度だったんじゃなかったっけ？
ってか、町工場と言うか、ペイント会社の重役でシャブを密輸していたのがゴッツイSHUさんやないですか
シャブをかっさらわれて社長に今後の給料はどうなるのとか食いついていましたが
何となく堅気の役はSHUさんには似合わない・・・って思うのはオールインエンターテインメント製作のVシネの見すぎでしょうか

シャブを一応真希の店に運び込む哲也
そういや哲也の背中の彫り物の全体像を今作はオープニングで見せてくれてるけども
真希との濡れ場はそれ以上続かない
シャブの買い手を本家に頼み込み、その取引現場に警察が現れ、シャブを全部持ってかれてしまうのね

ってか、今回は哲也たちに敵意をむき出しにしてくる刑事がもう一人の主役となってるけども
ものすごい出世主義者、父親も警官だったのだが現場で命を落としてしまった過去が現在の彼の原動力になっており
出世すれば現場にでないので長生きできるってのが彼の持論
同じ会社の婦人警官と家庭を持ってるようで
その刑事の奥さんに広瀬奈々美さん・・・どうみても刑事の妻で安閑とおさまってるという展開ではないのは十分に見る前からわかる

そんな中に浦虎組の若者が出所してくる、それも出所してきたばかりなのに頭がまっ金々
いくら今時の若もんでも出所したばっかじゃ金髪はおかしいやろう
っていうような突っ込みは野暮ってのは十分に理解してはいますが
でこの若者が件の刑事の妻の元カレってのはお約束の展開ではありますが
元婦警とやくざの繋がりって・・・ここでも突っ込んじゃ行けなかった(汗
で案の定二人は肉体不倫関係にですよねぇ、

若者が不倫してる間に若頭の哲也がシャブの関係で件の刑事に逮捕されてしまい。
でその直後に今度は依田の刺殺死体が発見され、その凶器が浦虎組の車から出てくる。
それらすべては件の刑事のSからのたれ込みだったのだが

組の顧問弁護士も手を焼く事件に哲也が必然として追い込まれていくのであって
そんな哲也を救う為ついに真希が立ち上がる
そうなんですよね手始めに刑事の妻を張り込み、哲也の弟分の金髪兄ちゃんと刑事の妻の不倫密会から
色仕掛けで若い者に盗聴マイクを仕掛けた真希は
事件の真相を知ることに・・・

そうだよねSHUさんを普通の堅気の役に使うわきゃないよねぇ
という訳で好きな男を救うためには男どもは頼りにならぬとばかりに、
真犯人を知ったヒロイン真希の行動は
刑事の妻を巻き込んで正直ヤクザよりもコワい行動に・・・

今日びのやくざの女は耐える女じゃないと真犯人もろともに刑事をも妻のことで恐喝し
哲也を助け出すのであった
お色気に関してはオープニングと獄中の哲也を思っての夢想シーンと古川さんはあいかわらず少な目
変わって不倫と夫との濡れ場を数回広瀬奈々美さんが担当
女の真のコワさを見せつける古川さんがいい演技してますよね

メイキングのインタビューで無意識に出てきてた関西弁のイントネーションにゾクゾクしたのは私だけ？

2016年製作、日本OV、コンセプトフィルム作品
貝原クリス亮脚本・編集・監督作品
出演：古川いおり、板垣拓也、森山翔吾、山本宗介、広瀬奈々美、SHU、石川ゆうや

レディ・ボディガード

これまた邦題とジャケットの絵面だけでレンタルしてきたのですが
思っていたのと違っていまして・・・なんだろうなって言う映画
どうしたのでしょう7月のレンタルリリース作品でアタリを引いたのは
未だ韓国映画の「ザ・メイヤー 特別市民」だけですねぇ

ジャケットの惹句は間違ってませんでしたが
アメイジングD.C.も常にジャケット詐欺ですよねぇ
特殊部隊を除隊後、平和な日々を求めて富豪の老女クレアの介護ヘルパーとして働き始めたアレックス
そんなある日クレアの不肖の孫ダニーが闇金からの借り入れで首がまわらなくなり
金策の一環として訪ねてくるものの
クレアはダニーの魂胆を完全に見透かしていて"お前には一銭も遺さない"と言い切るものの
ダニーは、アレックスのちょっとした隙に金庫の中の大金を見てしまうと・・・
介護士のアレックスを言葉巧みに外に誘い出し
示し合わせた地元のワルたたちを家に侵入させて金庫を破ると言う計画をたてて

冒頭いきなり、ジムで襲いかかってきた覆面の男たちをボコボコにするヒロインというシーンから
いきなりダニーが婆さんの家にたずねていくシーンに変わって
なんと彼に対応した看護士がなんとアレックスと言うきとでして
あんだけ強ければいとも簡単に・・・って言うプロットに見えたのですが
そんな彼女ですけども、強盗なんかと思っていたら
相手も結構なガタイでして一人は一応頭脳派で腕っぷしも強くて
もう一人は元海兵隊員、それも一級品のキ◯ガイでして
オープニングではあれほど強いアレックスでしたが体格的な男女の違いということで
アレックスもかなりな苦戦を強いられる如何にもな展開です

ってジャケットのような拳銃を使わずに己の肉体だけでのアクションを見せてくれますが
ダニーは格闘には加わりませんけども
男二人からお金を守るってことでボディガードって言うのも・・・

どうやら主役のと言うかヒロインのアレックスを演じているタラ・マッケンと言う女優さんは
アクション専門のスタントウーマンだった人らしく
映画初主役の作品らしいんだけど
満身創痍を癒すために湯船に浸かって気力を取り戻すシーンがあるんですが
なんだろうなブラパン着けたままで湯船に浸かるなよ・・・
ちょい覚悟が足りんぞプロ意識

ってことで正直見どころと思えるシーンがタラ・マッケンの格闘のアクションだけということでしたが
えっそこで終わっていいのかな？ってとこでエンドクレジットに入るんですが
クレジットの途中で一応オチの芝居があったんですね

2018年製作、アメリカ映画
ジャレッド・ベントレー脚本・監督作品
出演：タラ・マッケン、ジェイ・Ｄ・ロドリゲス、レスリー・イースターブルック、ケヴィン・サイズモア、ホセ・ロセット

英国特殊空挺部隊 オペレーションV

なんだろうな昨日ここに書いた「フランス特殊部隊RAID」って言うDVDが
実はタイトルに騙されて銃撃アクション映画でなくコメディだったって言う
アクション映画へのフラストレーションが貯まっていて
返却ついでにジャケットの絵面とタイトルだけで他は見ずにセットしてきたのですが
惹句をしっかりと読んでなかったのがこれまた敗因

原題は「Eat Locals」って言うのが出て来て
野中の一軒家に6、7人の老若男女が集まって・・・
戦争アクション映画風の邦題が付けられてますが、実は彼らはイギリスに生息している
ヴァンパイアたち
50年振りの会議で一人の人間を欠員補充するかしないかと集まって来たわけで・・・

それを一軒家を取り囲んで監視する特殊部隊員
何と、人間とヴァンパイアとを熱量で監視する暗視スコープで見分けているのですが・・・
台詞にも一切出てこないのですが
私には彼ら兵士たちが特殊空挺部隊かどうかわかってません
所謂迷彩戦闘服とか隊長さんのベレー帽でミリタリーヲタクには空挺部隊とわかるのでしょうか
それにしては相手が不死身のヴァンパイアにしても弱すぎと言うか結構な無能集団
あっという間に1版が全滅させられてしまい

なんと戦闘は引き絵で機関銃の銃撃音だけで無音になったら隊長さんの全滅させられたって言う台詞説明
誰から命令されたのやら牧師さんまでいて命令系統が統一されてないんだよね

結局はヴァンパイアと襲撃部隊との一軒家での籠城戦映画でしかなくてアクションは期待外れ
でもその一軒家の中にはこの家の持ち主夫婦がヴァンパイアに捕まっていて
この夫婦も実体はシリアルキラーって言う
いかにもな感じのシニカルな作品の様相を呈して来る
ある意味この映画の本質はどちらかと言えばブラックコメディに近い作品と言うことですか

2作続けて個人的には外れの映画を引いてしまったような

2017年製作、イギリス映画
ジェイソン・フレミング監督作品
出演：マッケンジー・クルック、チャーリー・コックス、イヴ・マイルズ、ロバート・ポータル、ヴィンセント・リーガン、ビリー・クック、トニー・カラン、デクスター・フレッチャー