MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

懺悔 ~松岡真知子の秘密~

2018-07-19 19:40:25 | OV
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の作品は7月15日のチャンネルNECOの深夜枠ミッドナイトシアターでOAされた
城定秀夫監督の2010年の作品です
Blu-rayに録画していたものを視聴

高校の音楽教師・真知子は、かつて姉と一緒にピアノの連弾で名を馳せていた姉妹であったが
姉の男を寝取ったことで
現場を目撃した姉が飛び下り自殺をはかり
姉の景子の両足を不自由にさせてしまい、
以来姉から奴隷のようにこき使われていたのだった

っていうのは映画の進行に連れてとはずがたりでちゃんと表現されていくのですが
覇気のない授業とか姉との誰にも言えぬ秘密に苦しみ、
そんなストレスをレンタルAVでの自慰行為で発散している真知子

ある日、それを爆発させるかのように、いじめられっ子の生徒と禁じられた関係を持ってしまい
音楽室での禁断の愛欲に溺れていくものの
姉に疑問を持たれテレクラ男と無理矢理関係を持たされる・・・

なんだろうねこの見るからに地味で本当にこのお方AVに出演されてるのかって言うのが
主演の松浦ひろみさんへの正直な感想ですが
見終わって調べたらこの方“現役シンガー”なんですねぇ
と言うことでEDまで彼女の作品でしたが
裸にならなけりゃこんな地味なルックスの松浦ひろみのキャスティングがこの映画の勝利ですねぇ
だってね姉役には造作からおっぱいまで全てが派手な原紗央莉と完全にパラドックスですねぇ
城定監督の完璧な計算ですよねぇ

そしてまだまだこの時代はこう言ったOVにもある程度予算が出せていた時代だったんですかね
最近のOVとは全く違う画面作りとか
舞台が高校と言うことで一応高校生エキストラの人数も揃えていたようですし
食事シーンでも惣菜の量も揃ってるし予算も撮影日数も恵まれているから作れる作品でもあったんでしょうね

イメージとして姉を殺してしまうシーンでは城定節炸裂なスプラッターもよかったなぁ
ピアノ演奏シーンは松浦ひろみ御自身だったのかなぁ

ラストシーンの台詞と急角度の坂道のシーンは秀逸
さすが城定秀夫

2010年製作、日本OV、ミュージアムピクチャーズ作品
城定秀夫編集・脚本・監督作品
出演:松浦ひろみ、石井亮、吉岡睦雄、福天、濱田マナト、神楽坂政太郎、津田篤、しじみ、原紗央莉
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コールド・キラー

2018-07-19 15:57:32 | 洋画未公開
7月18日にリリースされたオーストリア映画
何となく購入を控えた作品でして、レンタルで見ましたが
DVDは見て見んとわからないですね
これは実に拾い物の映画でした

深夜のウィーン町ん中色んな客を乗せて走るタクシー
深夜勤務運転をしてるのなんと女性ドライバー
そうですよねドイツではタクシーはみんなベンツですよね
日本ではクラウンが多いのと殆どおんなじ条件ってことですよね

深夜の勤務を終えたエズゲは、従姉妹の旦那の社長の従姉妹がどこかで浮気してるって言う愚痴を聞き流して帰宅すると部屋の中で異臭感じ
窓から裏の家を見ると何者かが娼婦の肌を剥ぎ焼殺をしている現場を目撃してしまう

通報し、警察に保護を求めたものの、臨場警察官はトルコ移民で
薬物所持の前科を持つエズゲの保護には取り合わない。
翌朝、犯人からの視線に怯えるエズゲだったが、実はそんな彼女は、
男勝りでムエタイのジムに通ってたりして
元恋人の勧めで男とスパーリングをするが
男は負けた悔しさからエズゲに背後から攻撃を加えたために
さらにボコボコにされてしまうのだった

ここいらは映画後半への伏線になってるとわかるんだけどこんなに強くても犯人の影に怯える彼女の立ち位置とか
なんだろうね移民の両親とかの関係性についても映画は説明はしていませんが
実はこれは映画を見ての予想ですが父親に犯された過去があるみたいな・・・

そんなヒロインですが従姉妹が彼女のジャンパーを着て、
旦那との浮気ぐせで彼女の部屋を訪れたため、
猟奇殺人犯に間違われて殺された事から・・・従姉妹の幼児を連れて猟奇殺人犯から
にげまくる姿を淡々と描いていきます

ヒロインのヴィオレッタ・シュラウロウという女優さんが実に
精悍で美しいと言うかキツいお顔が印象的ですが
シャワーシーンでは手ぶらで胸を隠していたのが
なんだよねって思ったのですが終盤に猟奇殺人犯にギッタギタに斬られた傷の手当てのシーンではしっかりとおっぱいを見せてくれています
さすがにヨーロッパの映画はこっちの期待を裏切らない

また、映画の流れとしてはヒロインとベテラン刑事との心と体を交流させるシーンもあるんですね
客としてタクシーにに乗り込んで客席から斬りつける猟奇殺人犯の刃を避けための
派手なカーアクションがあったりしますし
なんと猟奇殺人犯の正体が判明後ムエタイの体技で列車内で猟奇殺人犯とのタイマンアクション映画って言う側面と

今ドイツが抱えてる移民問題や老人介護問題等のテーマを映画の中にはさりげなく盛り込んでたりするんですね
未公開作品ではありますが実に拾い物の映画でした

2017年製作、ドイツ・オーストリア合作映画
ステファン・ルツォヴィツキー監督作品
出演:ヴィオレッタ・シュラウロウ、トビアス・モレッティ、サミー・シーク、ロバート・パルフラーダー、フリードリッヒ・フォン・サン、フェレーナ・アルテンバーガー、ヌルゼル・クーゼ
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