MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

去年の冬、きみと別れ

2018-07-20 23:48:51 | 邦画
大手レンタルチェーンが突然閉店すると
もう一軒の大手レンタル店に客が集中し、こちらは店舗規模もあるので
導入される作品の本数も、殆ど1本と言うことでセットレンタルする作品に苦労する
ってことで不断あんまり見ないシネコンにかかるような邦画を見んのですが
多分これなら私でも見られるかとセットの1本に加えて来ましたが・・・
読んではいませんが原作が面白いんでしょうね
十分に見るに耐えられると言うか映画としても良く出来ていたづら、

過去に盲目のモデルを焼殺して、その焼け死んで行く様を写真に撮ってるプロカメラマンの斉藤工
今作は斉藤工ありきの作品になってるような
警察に殺人罪で捕まるも保護責任致傷で執行猶予処分ですんでしまう
それには彼の姉の努力も大きい
その事件を発端として物語は始まるのだが
その始まりはなんと"第二章"からです

突然週刊誌に耶雲と言うルポライターがこの事件を洗いなおした取材記事を売り込みに来るものの
敏腕編集者が耶雲の売り込みに気乗りしないものの部長の一言で一応記事を書かせることに
耶雲はなんと件のカメラマンの懐に飛び込んで行くのであるものの
彼のフィアンセに興味を抱いたカメラマンは・・・
さらに編集長が耶雲に乗り気でないのには隠された秘密があって・・・
耶雲、カメラマン、編集長の三人のそれぞれの思惑が一つに交差した時に再び
モデルの焼殺事件が起きて

カメラマンには先にも書いた通り斉藤工
編集長には北村一輝、ルポライターには三代目J Soul Brothersのメンバーでもある岩田剛典
最近の邦画のキャスティングに疎くてこの人まさかの三代目J Soul Brothers
演技派でしてまさかでした
最初の焼殺被害者に土村芳、ルポライターのフィアンセに山本美月、カメラマンの姉に浅見れいなと男優女優にもそれなりの役者を配しているのも見応えがありますし

惹句にもあるように男優さん女優さんともにそれぞれ表と裏の顔があって
"すべての人が
この罠にハマる。"映画

章だても第二章が一応映画本編としての"起"であり、"承"ともなっていて
物語の"転"はルポライターが書いた事件の顛末の序章、第一章として語られ
"結"としては第三章、第四章と驚愕の結末を見せてくれる

確かにこう言った騙されかたは見ていて実に心地よい
多分原作もいいんだろうけどもナイスな脚本と言うところか

2018年製作、日本映画、「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
大石哲也脚本、瀧本智行監督作品
出演:岩田剛典、山本美月、斎藤工、浅見れいな、土村芳、利重剛、堀内正美、林泰文、永倉大輔、でんでん、北村一輝
コメント (2)
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操作された都市

2018-07-20 17:36:00 | 韓国映画
近未来の世界で韓国兵士が戦闘し、小隊を率いる小隊長が敵の牙城に迫るなか
一人の部下を助けるために己れの身を犠牲にして
って言う戦闘シーンがこの映画の掴み
って言うかこの迫力満点のハリウッドも真っ青な戦闘シーンが実は対戦型戦闘ゲームのシーンでして
小隊長として命を落とすのが主人公のクォン・ユ

彼の元に介護士してる母親から電話が・・・実はフリーターでネカフェで戦闘ゲームにオフラインでもあったことのないネット仲間たちと毎日ゲームを通し交流しているんですねぇ
で母親は彼のこんな自堕落(親から見ての)を叱責するものの
彼は聞く耳をもたない
と突然テーブルのスマホが鳴り、なんと持ち主が届けてくれたら30万ウォン払うって言われ
ホテルに届けにいくものの当人はシャワー中のために
ベッドに置いて、置いてあるお金を貰って帰るものの

突然警察に踏み込まれ、当該のスマホ女性殺害で逮捕され
あっという間に証拠が集まり裁判で無期懲役の判決を・・・
親一人子一人ですから国選弁護士も、なんと無力なおっさんです
母親は一人息子の無実を訴えつづけるものの
息子の無実の証拠が見つかったってのを最後になんと自殺を・・・国選弁護士の無能ぶりが実に光ります

ってことで、刑務所内では牢名主みたいなのに苛めを受けて
ってもこの主人公実は空手の有段者であり、致命的な打撃はかわしているようです
ってことで戦争映画から今度は刑務所を脱獄する映画に変貌

死刑囚からの助言で自ら腹を刺して病院転送を利用して見事に脱獄すると
なんと自分を嵌めた事件を探ろうとネカフェで検索してると目の前に一人のお姉ちゃんが
携帯を差し出し
それに出るとなんと目前のお姉ちゃんが携帯で交信してるではありませんか

このお姉ちゃん実は戦闘ゲームでは兄貴と呼ばれベテラン下士官の人
なんと女性であり、人と交流ができず会話は電話回線を通さないとできない
で彼女の呼び掛けで5人の戦闘ゲームの仲間が集合して
彼らの特技を生かして主人公の無罪を証明していくお話に・・・

そして彼らが特技を生かして見つけたのは
金を使って世の中を操作する財閥の人間たちの存在
犯罪の現場から証拠を消し去り、新たな犯人を作り出すための現場と証拠の捏造
彼らの存在に行き着くものの

なんと彼らの反撃は、なんと件の刑務所からあの牢名主グループを無断出所させ
そういやつい最近も刑務所を思いのままアリバイにして出所して犯罪する刑務所映画を観たなぁ

ってことで色んな映画のおいしいとこどりして一本の映画にしたようで
韓国映画の娯楽せいの中に思いのママ社会を動かす財閥と
仕事にもつけず底辺に生きる若者の対比とか
韓国社会の格差に焦点を当てたような作品です

って言うか意外な人物が黒幕って言うのも良かったなー

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・クァンヒョン脚本・監督作品
出演:チ・チャンウク、シム・ウンギョン、アン・ジェホン、オ・ジョンセ、キム・サンホ、キム・ミンギョ、キム・ギチョン
コメント (2)
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ

2018-07-20 15:54:08 | 邦画
若干25歳の二宮健監督の商業映画デビュー作だそうです
見終わった正直な第一印象というか感想は”なんだろうなこれは?”ってのが正直なところですが
情報をいれないと言っても主演と言うかヒロインのオリアアキを演じてる
桜井ユキさんのヌード目当てでの鑑賞です(笑
確かにヌード(全裸)で高槁一生さんにまたがっておられました
ヤバイでしょ高槁一生ファンには・・・
でもそんな激しいと言うシーンではないですよ
エロっぽくない撮り方をちゃんと心得てる監督さんの力量もお見事
全裸で演技された桜井ユキさんもお見事

猥雑って言うのが正しいような映像が次から次に紡がれていくだけで
ストーリーの展開を追える映画ではないんだよね
ヒロインの過去・現在・妄想の世界観がランダムに映像化されて羅列されていくに連れて
何となくシノップスが見えてくるのですが
ヒロインの世界観が現実と妄想とがリンクされていくに連れてようやっと
作者の意図が見えるんですねぇ

猥雑な映像と先に書きましたが・・・
なんだろうな私が感じたのはヒロインが所謂サーカスの世界で
そんな世界観の映像から感じたのはなんだろうな天井桟敷の世界を甦らせたような
っても25歳の監督さんが天井桟敷を知ってる訳ではないんでしょうが

昭和デカダンスを戦後の昭和元禄の世界に甦らせた天井桟敷
その天井桟敷の世界観平成の末期に再び甦らせたのか
って思うのは、私もかなりな年代になってるんだよね

ヒロインの桜井ユキさんって結構色んな作品を見ている私ですが
全く女優さんDDの琴線に触れてきませんでした、
好みのちっパイだしお顔も素敵な女優さん
これからはもう押しの一人に・・・
高槁一生さんは映画としては私にはお初ですが、なんだろうなCM出過ぎで
そのイメージから抜けきってなかったなぁ

今でもポラロイドカメラってまだ売ってるのかなぁ
プロカメラマンのカメラもデジタル化されてる現在
プロの世界でもポラってもう不用だと思ってますが・・・

まさかのショットガン連射
妄想の世界だからリロードは不用での撃ちっぱなしでいいわけね

一応Rー15作品でありますし
主演の女優さんも全裸で濡れ場を演じてるってことですが決してエロチック作品ではありませんが
おっぱいをちゃんと露出されてるしと言うことで
一日1本エロチック作品を見ていく企画の今日の一本に当該させていただこうかと・・・

2017年製作、日本映画、キングレコード作品
二宮健原案・脚本・編集・監督作品
出演:桜井ユキ、古畑新之、佐々木一平、新川將人、阿部純子、川面千晶、武藤心平、岩崎未来、成田凌、山谷初男、満島真之介、高橋一生
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