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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ザ・レイド レディ・ミッション

2018-07-08 17:21:19 | アジア映画
邦題が格闘技のシラットで一躍著名になってしまったインドネシア映画とは直接関係ありませんが
英語原題は「Ten: The Secret Mission」となっていて
最強格闘技“シラット"の達人にカンフー、モサドに伝わる近接格闘術クラヴ・マガ、空手、テコンドー、合気道、ムエタイ、アーチェリー、パルクール、狙撃の達人たちが集められ
っても全員女性でしてある程度見映えのするお姉ちゃんたちがなんと海の孤島に潜入し
人質奪還のミッションを遂行するお話
ってもインドネシア製の戦闘アクションですのでアクションはすべてこのお姉ちゃんたちが
実際に演じてるようでして
香港映画じゃないですがエンドクレジットでは彼女たちのアクションNGシーンのオマケ映像がついてきてます

もちろん「ザ・レイド」シリーズとは無関係作品ですが、「ザ・レイド GOKUDO」のロイ・マーテンが出演してますので
日本版のジャケットにはナゼか実は悪役ですが10人の一人みたいに描かれていますが
トーシロのお姉ちゃんたちそれも格闘技に長けてるものの
あくまでトーシロお姉ちゃんたちを集めて
なんと無謀にもたった三日の特攻訓練を受けさせてテロリストの人質となっている
島民たちとアメリカ大統領の娘の救出作戦に当たると言う
インドネシア版、そして全員女性の特攻大作戦映画

誰が考えたのか実に見事なアイデアのプロットですが
実は映画的にはプロット自体が破綻してるのですが
即製の特訓シーンとかバラバラな十人の女たちが一つにまとまっていくといったエピソードも全く無くて時間切れでの特攻作戦にしても
この時代攻撃側のお互いの意志疎通の通信装置も持たずに特攻していくのはあり得なくね

攻撃側の女性陣のアクションも正直ヌルいですし
格闘技ということでラスト10分のケレンのクライマックスでの擬闘もわざとらしく水浸しにしてるんですねぇ
動きのヌルさを隠すために
斬られても刺されても死なない女戦士たちってのもちょっとねぇ
やっぱ一人や二人くらいこちぃがわも死人がでないとプロットとしても面白みがないでしょ

主演のお姉ちゃんたちの美人度はそれなりだし
10人の美女たちのガールズアクションということで映画としてはある意味破綻してるけども
見てるぶんには飽きないのでこれもある意味アタリの映画と言ってもいいのかな

2017年製作、インドネシア映画
ヘルフィ・カルディット監督作品
出演:ロイ・マーテン、スビトラーナ・ザビアロバ、カレーニナ・マリア、ジブラーン・マーテン、ジェレミー・トーマス
コメント (2)
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