夜顔 ～団地妻の欲望、その果てにあるものは～

一日1本エロチック作品を見ていく企画に先に書いた「ダブルデート美しき罠」辺りが
当てはまるんじゃないかとちょっと横着を決め込もうと思っていたのですが
真逆と言ってもいいような、って言うのは大袈裟ですが
なんだろうな薄いホラー的な作品だったので
一日1本見ることを課して来てるから慌ててちゃちゃっと見られる尺の作品を探したら
丁度一時間強で見られるこの作品をチョイス

主演はSHINと言う巨乳の女優さん、私にはお初のお方
マーメイドと言う制作会社はスタッフクレジットもなくて監督さんはあい変わらずの
エツロウって言うお方ですよねぇ
何本かこの方の作品は見ています

まゆみは60歳の夫とのセックスレスの夫婦生活で欲求不満が溜まる一方で
悶々とした毎日をオナニーで処理していた
そんなある日隣に若い男が女連れで引っ越してきた
団地の壁が薄く、隣室から女の喘ぎ声が漏れてくる・・・
まゆみは薄い壁に耳をつけて隣から漏れる喘ぎ声でオナニーを始める

ンですが自分もオナニーで感極まってよがり声を出しちゃう
こっちが聞こえるんだから向こうもこっちのよがり声が聞こえてるって思いながら見てましたが・・・どうやら

まゆみは隣のカップルの性行為で自慰するのが楽しみになっていた
ゴミ出しで偶然、隣のリョウマに会い、手作り料理を振る舞い二人は急速に近づいていく
ある日いつものように隣に彼女が訪ねてきたので慌てて聞き耳をたてにいこうと
ドアを少し開けていたまゆみのあえぎ声にたまらず部屋を覗き込むリョウマ

リョウマによって若い男の棒ををくわえ込むまゆみはメス豚となっていくのだった
実はこのリョウマまゆみの夫に仕組まれた刺客でして
夫は妻とのセックスに刺激をと言うことだったと言うオチでしたが

出演者はたった４人と言うドラマにもう主役のSHINさんはオナニーにセックスシーンともう尺の5分の4は彼女の喘ぎシーンとなっております
和田美沙さんはなんとノンヌードでの出演でも見事な存在感は・・・

2018年製作、日本OV、マーメイド作品
エツロウ監督作品
出演：SHIN、なかみつせいじ、越井貴行、和田美沙

ダブルデート 美しき罠

だいたいDVDにくっついてくる20分以上もあるトレーラーの数々も見ない人なので
まさかのコメディタッチの映画でもあり
実際には29歳の童貞兄ちゃんの30前までに童貞卒業に奮闘する映画だとは思っても見なかった

またまた英国映画でしたね、見終わってから予告編を見たのでバレバレにならなくて良かったなー
日本で作られる予告編ってどうしてこうなったんでしょう
映画の内容を完全にバラしちゃってる
だから私は見ないってのもあるんだけども
YOUTUBE見慣れてる若者は2、3分の短時間でDVD本編を見てしまったようなもので
コレが若者には受けるのかも・・・ってことで2、30分もトレーラー集をつけてくるのかなぁ
ちゃんと本編を見ましょうよね

三十歳の誕生日までに童貞を卒業する事を決意した奥手の青年ジム。
幼馴染でイケメン親友アレックスの協力を得て、バーに集まる女の子たちを見定めていた。
バーカウンターの2人の美女に目が止まる。
すかさずジムのために声をかけたアレックス
二人の美女は姉妹で、姉のキティは挑発的でゴージャス。妹のルルは可憐で控えめ
美女たちの魅力にどっぷりとハマってしまったジムは意を決して美人姉妹に声をかけ、
悪友のアレックスを加えてのダブルデートの約束を取り付けた

クラブでのデートの後、姉妹の殺しの狩場である実家へ誘い込まれそうになるものの、
その途中で色んなトラブルが起こるところがある意味コメディ要素が強い展開。
実家に着いたら途端にホラー的な要素の映画に変身してしまいます
彼女たちの殺人には死んだ父親の復活と言う目的があって
最終的には童貞の生き血が必要だって言うわけで

この死んだ父親がグロいし、童貞クンに首を蹴られて首が飛んで行きますー
そんなに目新しいプロットじゃありませんが、それなりには楽しめる作りでしたが
見てるこっちには童貞クンに感情移入するような作りになってるところがミソでして
冒頭の姉妹が男を惨殺するシーンとその後のコメディタッチの乖離具合がこの先の展開を予想不能にしてるのがちょっと見事な演出でしたが

コメディとしてのテンポが悪いのと、殺人鬼の姉の行動のギャップを上手に融合できると
そこそこな作品にはなったのかなぁ

どことなく色気で男を誘って殺しまくる映画だと
一日1本のエロチック作品に該当するかと思ってましたが実にその点は残念でした
急いでエロチック作品を見なければあきませんなぁ

2017年製作、イギリス映画
ベンジャミン・バーフット監督作品
出演：ダニー・モーガン、ジョージア・グルーム、マイケル・ソーチャ、ケリー・ウェナム、ドギー・ポインター

アウトレイジャス 最も危険な男

これってスタッフ・キャスト及び原題の「Vengeance」から
ヒューマントラストシネマ渋谷での企画興行＜未体験ゾーンの映画たち2018＞では
「Vengeance　報復者」と言うタイトルで公開された作品ですよねぇ
DVDリリースにあたって配給会社が邦題代えたようですが
公開邦題の「Vengeance　報復者」の方が内容を如実に表してるんですけども
なんでDVDタイトルこんな変なのに変えちゃったンだろう

多分に主演の元特殊部隊員を演じてる人物が
WWEの元チャンプっていうところを強調したかったンだろうけども
プロレスチャンピオンで世界を席巻された方なんでしょうけども
映画の役者としては実に"華"がないでしょ
さらにヒロインは映画の中には完全に不在でしてこれまた映画としても完全に”華”を欠いていると言う(女優さん3人否もう悪役含めて４人登場してきますが見映えが全然・・・)
ある意味欠陥商品でしかなかった

オープニング訳のわからんまま悪者に追跡されつかまって殺される若者
いつものように何も情報いれんから
次に橋とか時計塔はもう古いと言うことか、あの編み目文様の弾頭型ビルが現在のランドマークになってる都会の俯瞰映像が・・・
あれアメリカ映画かと思ってましたLondonじゃないですか

昔の特殊部隊の部下が殺されており、さらにその両親も惨殺されてる原因追求に
彼らが暮らしていた田舎町ディヴォーションにやって来た
元特殊部隊員のジョンは早速pubで聞き込みを始めるが
もう初日から一触即発の緊張状態に・・・
pubで知り合ったサンドラの協力で、ジョージ・ハッチャー軍曹率いる特殊部隊の精鋭チームがこの町を牛耳り麻薬の取引に関わっていることを知るのだった

カフェのオーナー姉妹とかとも交流があるのですがこの二人にしても
サンドラにしてもナゼかこの映画ではヒロインになり得てないでしょ
自分の部下が殺された復讐に来てるのでクライマックスにいたるまでにも
まぁ主人公の特技を生かしてのアクションがちりばめられていて
退屈はしませんが

何が面白いかって、クライマックスのケレンでのラスボス相手に
主人公はタイマンを挑みやられまくってしまうのですが
なんとか主人公が起死回生の逆転を見せるのがこういうアクション映画のセオリーだと思うのですが

なんとこの映画では主人公を再び軍に戻したいとずっと彼の行動を監視していた方が、
そのラスボスをなんと彼が後ろから射殺してタイマン終了
おいおいこんなんでいいのか、こんな終わらせ方で・・・
この男今までドラマに絡んで来てないんですよ
なんだよねこの映画は
こんなんでいいのかなァ映画としても完全にアウトやろ

2017年製作、イギリス映画
ロス・ボヤスキ脚本、監督作品
出演：ステュー・ベネット、アナ・シェイファー、マーク・グリフィン、ブライアン・ラーキン、ケヴィン・レスリー、ゲイリー・ダニエルズ、キース・アレン