MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

博奕打ち 不死身の勝負

2022-11-05 23:17:31 | 邦画
東映チャンネルで先月10月から始まった「博奕打ち」シリーズ全作のOAということで
コチラも全作見てブログアップしていこうという企画で「博奕打ち」シリーズの第3弾は前二作の大阪を舞台にしていたところから北九州の炭鉱を舞台に設定して
九州だけに広まっていたらしい大笊に三個のサイコロを投げ入れて勝敗を競うタブという博奕が主体の映画
二作目が「博奕打ち」と銘売ってるのになんとかクリカラモンモンを競い合うというイレギュラーだったんですが
 
今作ではタブというこちらにとってはルールも勝負のつけ方も全くわからん九州鹿児島から生まれたらしいサイコロ博奕を持ってきてるのが新しいものの
そこは東映さんですから博奕のルールもまるっきりわかんなくても
役者さんの演技力でタブ勝負における緊張感が伝わってくるのはさすがです
炭鉱の坑夫とか山主とかを主体に描くとこう言った任侠映画って川人足と坑夫との争いが東映さんの作品には多いように思うのだが
今作では川人足はまるっきり出てこない
 
話の根底に昭和初期の不況で喘ぐ炭鉱町での炭鉱発掘権をかけた博徒と炭鉱主との抗争と大博奕に巻き込まれる余所者の鶴田御大の姿を描いた作品
悪というか敵役にはこれまた若山富三郎さんでしたが第一作の迫力はなかったのと殺られ方もかなりあっさりしていたけど
やっぱこの作品は面白かった
監督はシリーズ第1作から携わっている小沢茂弘さんが脚本とも・・・

最初似合わないって思っていましたが炭鉱主である組長の木暮実千代さんもいい味出していた
三作続けて待田京介さんが鶴田御大の弟分でしたねぇ
関西弁の無責任しゃべくりはいらないってことでしょうか、山城新伍ちゃんが抜けてるんだけど
相変わらずのアホボンボンの藤山寛美さんが
松竹新喜劇からその借金で出禁となった座長さんは東映さんが拾われて借金返済への助けになっていたんでしょうねぇ
演技的には安心安定のアホボンボン
 
クライマックスとなる若富さんと石山健二郎さんとのたうさぎ(タブ)博奕の緊張感は半端なかった
 
1967年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘共同脚本・監督作品
出演:鶴田浩二、石山健二郎、橘ますみ、木暮実千代、若山富三郎、待田京介、小松方正、藤山寛美、千葉蝶三郎、植村謙二郎、村居京之輔、蓑和田良太、汐路章、ゆうき哲也、江幡高志、丘路千、志賀勝、平沢彰、人見きよし、関山耕司、阿波地大輔、木谷邦臣、高並功、西田良、国一太郎、小島慶四郎、唐沢民賢
 
第四弾の三島由紀夫が絶賛したと言われてる「博奕打ち 総長賭博」はリンク先に
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トレマーズ 砂の王国

2022-11-05 17:10:45 | アジア映画
ケヴィン・ベーコンから始まった地中怪獣と戦う「トレマーズ」シリーズの最新版がリリースされたんだって言う軽〜い気持ちでセットレンタルに組み込んできたんですが
映像が始まったら(そうなんですこの作品製作会社のロゴなしでいきなり本編映像からはじまるんです)なんと中国漢字でのクレジットが出てきちゃいます
”え?中国映画なのか“ってわかっても後の祭り
ってことであの「トレマーズ」シリーズとは全く関係ない中国産の冒険映画でした
 
地中虫“トレマーズ”によって地球は砂漠化して砂の中には幼卵虫、幼虫、蛹虫に成虫といろんな成長段階の虫に人類が襲われる
人類は滅亡の一途だし
地球は全て砂漠化の近未来の時代
生き残った人々はオアシスという虫から襲われない桃源郷があると言うことで
泥棒のマー・ボーは、ギャングに捕らわれて死にそうになるところに砂嵐に襲われて
 
ギャングを雇っているのは企業の社長さんを動かした生物科学研究所のリウ・ドンと言う男
砂嵐の後には体についた幼卵虫を振り払わないと肌から体内に入り中から食い荒らしていくと言うことらしい
逃亡中の特殊車両に乗った親子三人と出会い砂嵐で動けなくなった特殊車両を直してもらいみんなで一応オアシス目指して行こうって中で
 
これら人間たちがそれぞれの欲望とか色々とあって殺し合いをしていくと言うお話にジャケットにある母虫が追いかけてくると言う
まさに人間同士の殺し合いが実はメインとなってて・・・
最終的には登場人物がオアシスに着く前に全滅していくと言うお話
こっちはオアシスはないと見てましたがラストオアシスの救助隊のクルマだけが出てくるものの子供一人除いての滅びの様を描いていくのには好感持てるプロットだったんですが
 
突然、人類が捨て続けた分解できないプラスティックゴミがあの怪物たちを生み出したって博士が言い出して“全ては人間の自業自得じゃ”と言うことで
虫の食物は人間ではなく、人も食うが主食は人間が無闇に廃棄していたプラスティックで未来永劫2500年はプラスティックは土に帰らんよって言うことで
なんと廃棄プラスティック環境問題の映画になると言う
完全に人を食った映画テーマでした
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
シア・バンチャン脚本・監督作品
出演:ワン・ツィイー、タン・イーヌオ、リャオ・ファン、イン・ター
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本統一 北海道篇 第2話

2022-11-05 00:24:50 | TVドラマ
ノーカット版ではないものの
制作の北海道文化放送での本放送より一週遅れでOAしてくれていますBSの日本映画専門チャンネル
いやホント配信を利用しないと言う私にとっては大変ありがたいことですし
金曜の本放送録りというか見忘れても日曜日に再放送してくれてますから
その週にカット版ではありますがちゃんと筋だけは追えるのはありがたい
 
さて根室で下塚食品の北海道支社長西野浩一が早朝掃除中に営業所の前で何者かに狙撃された
ってのをこれって意図してなかったにしてもあまりにリアルとタイミング的に合致してしまいましたねぇ
王将社長さんの事件の犯人が14年ぶりに逮捕された事件と重なってしまいますよねぇ
 
その真相を探るべく山崎一門数人と蓮司と悠人
はぐれの漁師で中本賢演じる小池爺さん、かなり立派なお家にお孫さんと住んでる
そして今ただ一人下塚食品の水産加工の工場誘致に一人反対しており
仲間の漁師が銃で撃たれたことで逮捕される
孫は爺さんのことでイジメに遭っており蓮司はこの孫のにことを捨てておけないでいる
 
中島はキャバクラのホステスから賭場の件を聞き出すものの
肩透かしを食らってしまうが執念で賭場を見つける
そこに潜入した蓮司と悠人はサマで漁師を縛り金融業の水島が半グレ使っていることを探り出すものの
肝心の半グレの頭目は射殺されてしまう

 
中本は自ら留置場で怪我をし、病院から抜け出し隠した拳銃を持ち出して・・・
いよいよ第3話では水島が現れるのでしょうか
なんかロシアが関係してるようなお話に進んでもいくようですね
根室は北方四島と近くてロシア人が物物交換目的で密入国してきて
根室は結構拳銃が流通してると言う設定
ロシア産の拳銃だとトカレフ
トカレフって安全装置付いてないんだよねぇ
さて三話はどうなる・・・
 
 
2022年製作、TVドラマ、「日本統一 北海道編」製作委員会作品
辻浩之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、勝矢、舘昌美、中澤達也、岸田タツヤ、小手山雅、伊東孝明、栗山航、長野蒼大、兒玉遥、中本賢、大和田伸也、飛鳥凛、小沢仁志
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする