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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜

2022-11-08 22:56:58 | TVドラマ
いつも書いてることですが、私は日本のTVドラマは見ないということで通してきてるんですが
今、このブログではキラキラ映画ではない、日本映画を積極的に見ていこうという企画を実行しておりまして
実は「劇場版ラジエーションハウス」を見ようとしていたら
なんとフジの月九ドラマだったということで
ドラマの劇場版映画見るには人物相関とかそれぞれのキャラクターを知るには事前にドラマ見とかないと映画を突然見てもその内容が理解できないと映画を面白く見られないということで
そういうときにはドラマを見てもいいって思ってる人ですから
「劇場版ラジエーションハウス」を見るために
全11話699分を一気見がモットーなんですが、色々見るものとブログ更新とかもあったりして
一気見ではなく1日一話を連続して見ていくことにしていたら
なんとこの作品シーズン2まであって
このシーズン2と並行して映画が公開されており
ってことで約一ヶ月かけてシーズン1と2を完走させてもらいました。
 
フジの黄金番組月九ドラマっていうことでそれなりに役者さんが揃っての医療ドラマでしたが
連続ドラマの常として各エピソードを横軸として、レギュラー出演者たちの日常というかプライベートである窪田正孝クンと本田翼さん、そして広瀬アリスさんのちょっとした恋模様に
さらに若きお医者様も加わってのいわゆる四角関係を縦軸として紡がれていく典型的な連続医療ドラマでしたねぇ。
 
ラジエーションハウスっていうのはいわゆるX線検査機が置かれている病院内の検査機関のことで
MRI、CT、レントゲン、エコー、マンモグラフとかの病気原因を映像で探る検査機関ですか、
そこにアメリカの先端医療機関から転勤してきた窪田正孝演じる検査技師五十嵐唯織と広瀬アリス演じる技師広瀬裕乃が同時赴任してくる
実は子供の頃この甘春病院の一人娘である本田翼演じる甘春杏との約束を守って
さらに恋心抱いて転勤してくるものの彼女は全く覚えていなくて・・・
 
今では杏の父親は院長を引退しており院長はアメリカで五十嵐と一緒に医療研鑽してきていた涌井映見さん演じる循環器内科医の大森院長が彼を招聘していたのであり
実は五十嵐には秘密があり、なんと医師免許を持つ検査技師であることだったんですが
もう少し感動的に彼の医師免許がシノップスの中で活かせなかったのかなぁ
そこだけが残念ですが
 
また広瀬さんが五十嵐君に恋心を描くなんらかのサイン的な演出が出来なかったものかなぁ
と色々不満の残るドラマツルギーが甘いところが私が日本のドラマを見ない理由の一つでもあるんですが・・・
まぁ見てるうちに連続ドラマですから見ててちょびっとハマる回もあったりするんですね
DVDにはSP版も付いてました
 
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クラウディ・マウンテン

2022-11-08 17:00:00 | アジア映画
これも中国映画でした。中国版ディザスタームービー
かなりの迫力ではあるんですが、そこは中国映画ですから随所に中国万歳みたいな、人が死ねばって主要人物ですが・・・そこはプロパガンダになります。
 
まずは本編が始まる前に公映許可の映像が流れて、いつものように制作に関わった映画企業やスポンサーのロゴが映し出されるものの
その中に“中国鉄建(CRCC)”の今まで見なかったいわゆる日本で言うとこの旧国鉄というか中国鉄道事業団ですよね
 
そのロゴが示す通り中国の国内から特に辺境の地にある少数民族の地に高速鉄道を通すお話
10年かけて辺境の山岳地帯に鉄橋をつくり山を削ってトンネルを掘削してきて
ついにこのトンネルが貫通したら後はレールを敷くだけで
って言った時
ってことで映画は始まる
 
どうやら山峡地帯のに地質が画像診断によるとカルスト地形のようで実にやわい地盤みたいで
主人公のこの工事に携わる地質調査の専門家が再度トンネル工事現場の地質調査に現れたとこに掘削トンネルに発破かけると地層に亀裂が入り、あちこちから湧水するんです。
トンネル内に溜まって行く水をどうするか?が急務で地下層に空洞があると判断しそこに発破かけて水を一応引かせるが・・・
オープニングから緊張と迫力あるシーンでの掴みに一気に持っていかれるんですが
 
一応最初にディザスタームービーって書いたんですが緩い地盤に発破かけて山々が崩れてと言った作品
鉄道会社は10年の結晶のトンネルを守るために山々を爆破してトンネルを鉄橋を守ろうとするが・・・
そうなんです今作は地盤崩落でトンネル内に閉じ込められてそこからの脱出劇ではなく、如何にトンネルを守るかそのためには近くに住む少数民族が犠牲になるという二者択一
専任管理官はトンネル死守を躊躇なく選択する女性管理官
 
そうなんですねぇ、工事責任者も工夫もみんな鉄道兵って呼ばれていなしたねぇ
中国での鉄道工事とか事故処理の速さは彼らは兵士だったんですね
規律と行動力は皆兵士だったから規律の中での行動ですから仕事が早いんですね
今作ではそこが目から鱗でした、そう鉄道兵っていうところ
 
まあ山から水が地滑りが地割れが起きて主人公のお父さんが乗ってきたバスが地中に落ちてバスに乗った人を救出しつつ山に閉じ込められた民間人を
息子である地質調査の主人公とその恋人が外から
山のに室に閉じ込められた人を主人公の元鉄道兵のお父さんとの三人で救出するというお話だった
ってことでこの父親自体も定年退職した鉄道兵だった人だから山に精通していて・・・
 
時間経過とトンネルを守り抜こうとする管理官と人命救助の三人との葛藤のお話をスケールデカく
次々に問題化されていく山の変化に山内の室に閉じ込められてる民間人の命はっていう随所にプロパガンダを盛り込んできて
やっぱそこは中国だなぁって思わされますが・・・
 
前半の次から次へと災害が起きるところはCGのお陰で面白かったけども、後半の脱出劇になってからは父と子の昔からの因縁の葛藤劇になって映画としてのテンポ悪くなってしまった
案の定お父さんは命を落とすし、って落ちていくお父さんはスローで敬礼しながら落ちていくというプロパガンダには苦笑するしかなかったけど
管理官はトンネルより人命をとるとの決断を最後に下すという普通のお話に成り下がって行ったのは仕方ないんでしょうが
そこは中国ですから人命より国益をとってしまうっていう方向に向いてもよかったって思ったのは私だけ?
 
管理官はいいとしても主人公の彼女役にもう少し美人女優使えなかったかなぁ
 
2021年製作、中国映画(日本公開作品)
リー・ジュン脚本・監督作品
出演:チュー・イーロン、ホァン・チーチョン、チェン・シュー、ジャオ・ジュン、
チェン・タイシェン
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